このワンフレーズでハロプロのあの曲に落ちました
「この曲、別の人が歌ってたら好きにならなかっただろうな」なんて思ったこと無いですか?
特にパート割があるようなユニットだと、このパートのこの人の歌い方好きだなと感じることがあります。
このパートがきっかけでこの曲を好きになった、というハロプロ楽曲を紹介します。
1曲目は モーニング娘。'17 の CHO DAI です。
この曲は「⑮ Thank you, too」というアルバムに収録されています。
第一印象は「なんだこの曲、変わってるなぁ」でした(笑)
低音をブイブイいわせるリフから始まる曲で、娘。のEDMの中でも独特な雰囲気がある曲です。
民族的な感じもあって、この曲がシングル向きにブラッシュアップされたのが「Are you happy?」なのかなーとか思ったりもします。
それで、どのパートで好きになったかというと、おださくの"平等に愛を分けてちょうだい"です。
愛の"あ"の部分のアクセントとか、ちょうだいの"だ"の部分のこぶしとか、そもそもの声質が好きです。
この曲の最初のソロパートなんですが、このパートを気に入り過ぎて曲も全部好きになりました。
歌詞も、前に太シスの記事のガタメキラのくだりでも書いたつんく♂さん独特の単語の羅列を始めとして、らしさ全開です。
くすぶった気持ちや葛藤について歌った歌詞で、"Take Off 飛び立ちたい" とか "Take Off 抜け出さなきゃ" の部分が高音になっているのが、メロディーと歌詞の主人公の気持ちが噛み合っている感じがします。
ラスサビの "Take Off 飛び立ちたい" の部分はハロプロでは珍しくオクターブのユニゾンになっているのも印象的です。
どぅーの声質だと張りにくい低音でも埋もれないので(ウィアラの "みんなみーんな" のところのハモりとかも綺麗でしたね)どぅーさくのユニゾンが綺麗です。
2曲目は Juice=Juice の 背伸び です。
この曲はJuice=Juiceの5thシングルです。
曲の第一印象は「地味だな」でした。
湿っぽい歌謡曲なメロディーなのにバリバリ電子音のサウンドという組み合わせも、当初はあまり良い印象ではありませんでした。
プラチナ期くらいのサウンド感なら特に違和感を抱かなかったと思いますが、ここまで電子感強めなのはちょっと…と思っていました。(当時僕があまりEDMを好んでいなかったのもある)
あと、この曲のMV撮るのここでよかったの?(笑)
そんなマイナスイメージを気にならなくさせたのが、かなともの "友達に誘われたの" というパートでした。
さらっと歌っていますが、誘われたの "わ" の部分にかなとも感がグッと詰まっています。
初めて聴いたときとかには、なんとなく聴き流していた感じでしたが、改めて聴くとこのパートめっちゃ良い!なんならこのBメロのメロディー好きだわ ってなりました。
2番の "背伸びして姉の服を" という部分も同様にかなともパートで、"の" の部分にかなともが詰まっています。
この曲もサビに単語の羅列があります。"抱きしめ 唇 真夜中 音楽" とか "生意気 純情 この胸 この顔" とか。
この曲の歌詞はあまり多くを語っている訳ではないですが、何かストーリーがあることは分かります。
"大人びたあの場所" とはどこなのか…。
ここのメロディーが好きだからこの曲が好きになって…みたいな曲は結構あるんですが、今回紹介したみたいにその人の声や歌い方を含めてそのパートを好きになって、それから曲も好きになることが稀にあります。
皆さんはどうですかね?そういうのって結構あるんでしょうか?
1つでも好きなポイントを見つけると、聴くモチベーションが全然変わってきますからね。
ちょっと話は違いますが僕の場合、あややの曲とJuice=Juiceの曲は別の人が歌っていたら好きにならなかっただろうなという曲が結構あります。
やっぱり歌唱力というのは曲の魅力を引き上げますね。
さて今回は、おださくとかなとものパートで好きになった曲を紹介しました。
僕はODATOMOをいつまでも待っています…。卒業後でもいいから…。
ギャグ100回分愛してください
当ブログは今回で記念すべき100個目の記事です!
そんなに書いたかという感じですが、3年目ですからね。
読んでくれた皆さんありがとうございます。
今回は100回記念でBerryz工房の「ギャグ100回分愛してください」という曲について語りたいと思います。
この曲は「映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち」の主題歌でした。
その後ベリもプリキュアも共に10周年という記念で、「アジアンセレブレイション」という曲がプリキュア映画の応援歌になったりもしました。
その際にステージで大量の歴代プリキュアとギャグ100をパフォーマンスしていましたが、なかなかすごい絵面なので貼っておきますw
この曲はももちが大フィーチャーされており、1番とラストのサビではほとんどももちが1人で歌っています。
こういう曲はハロプロの他ユニットにもあるにはありますが、珍しいです。
モーニング娘。の「ふるさと」(なっちソロで他メンバーはコーラス)や℃-uteの「SHOCK!」(サビ以外愛理のソロ)とかがそれに該当しますが、ギャグ100はBメロまでは普通のパート割でサビはほぼソロというのが特殊です。
ほとんどソロなんだけど、フレーズの末尾の2、3文字は全員のユニゾンというのも面白いです。
この曲のサビはキーが高いので、歌えるメンバーも限られてきます。
ももちは音域も声質もこの曲に合っているから、このフィーチャーのされ方も納得です。
他メンバーの見所もあるので、このパートの偏りに文句を言っている人も見たことないです。
サウンドとしてはリズムトラックとピアノがほとんど占めているような感じです。
リズムトラックがなかなか細かくて難しいリズムを刻んでいます。
イントロなんかはコミカルな音が入っていますが、音色がコミカルというよりはフレーズがコミカルという感じです。
同じく子ども向けのコミカルソングを歌っていたミニモニ。とは、そこに違いがあるかなと思います。
ミニモニ。は結構ピコピコ系の電子音とか入ってましたからね。
ギャグ100はメロディーがすごく耳に残りますよね。
ジャンルでいうと何になるのかよく分かりませんが、半音階が効果的に使われている感じがします。
この曲はメロディーやパート割もインパクトありますが、歌詞も凄いです。
そもそもタイトルがインパクトあります。
ギャグ100回分愛してくださいってどういう意味なのか、つんく♂さんのライナーノーツを読んでも分からないんですよね…。
歌詞の内容をざっくりいうと、ずっとラブラブでいたい女の子の曲です。(プリキュアの曲なのにプリキュア要素は無い笑)
"一日ならギャグを100回 好きなままで最低70年" というサビの出だしは分かるような分からないような感じですが、とにかく耳に残ります。
"おじいちゃんでもおシャレしてね おばあちゃんでもルージュ引くわ"という歌詞も印象的。
2番では受験の話も出てきます。
"一年なら我慢出来る 夢あるならとことん目指せ" という歌詞が好きです。
こんな風に一途に好きな人を応援しているのは健気ですよね。
その後に "お風呂の時寝る前とか ちょっとは電話して" って続くのがかわいいです。
この曲にはとにかくたくさんフックがあります。
"おっとどっこい" とか "マロングラッセラッセ" とか "ラッセララッセラッセ" みたいなフレーズが挟みこまれるし、サビの終わりの"う~ん"とかもフックですね。
あとはこの曲を語るのに外せない"のにゅ"です。
"…ずっと居たいのに のにゅ。のにゅ。" という歌詞。文脈から察するに、"のにゅ" とは "のに" が変化したものだと思います。
千奈美があの声でこれを言うのがかわいいし、オタクも一緒に言って盛り上がるポイントでもあります。
また、この曲で僕が一番好きなポイントであるラスサビのブレイクも印象的だと思います。
"何よりもこの瞬間が 世界で一番好き" というところです。
"しゅんかーんがっ" という部分が力強くて、可愛くてコミカルな曲とのギャップにハマってしまいます。
ももちの可愛くて個性的で張りのある声が、これでもかというくらいに生かされた曲だと思います。
ももちじゃないとなんか物足りない感じがするくらい合っていて、ももちもつんく♂さんも凄いなと感じざるを得ません。
余談ですが、歌詞の"ソドソド"とか"ソラシド"とかは、この曲をハ長調に置き換えた時に音と歌詞が一致しますが、この曲はイ長調なのでずれていますね。
さらに余談ですが、この曲やスッぺ、なん恋などの振り付けが涼宮ハルヒのED「ハレ晴レユカイ」の振り付けの元ネタとなっているんですよね。(詳しくはこの動画で)
今回は100回記念ということで、ギャグ100についてでした。
100という数字繋がりで選曲しましたが、好きを全面に押し出したこの曲と、好きな曲について語るこのブログのテーマが合致していて、これを選んで良かったなと思いました(笑)
これからもたくさん好きな曲について語りたいと思います。
暑い夏の日に聴きたい涼しげな夏うた
皆さん、夏、感じてますか?夏うた、聴いてますか?
夏の名曲はたくさんありますが、かなり暑い日にはちょっと涼しげな曲が聴きたい気分になるでしょう。
今回はそんな暑い夏の日に聴きたい曲について語りたいと思います。
1曲目は YUI の Summer Song です。
まあこれは定番ですよね。
アコースティックサウンドで爽やかな曲なので、暑い日にピッタリです。
この曲はBメロのギターのカッティングが好きです。ジャンジャンチャカチャカ ジャンジャンチャカチャカ というストロークが好きです。
ここの部分はギター以外のパートもリズムが揃う部分なので、バンドで演奏したときにも楽しそうな部分だと思います。普通にここのメロディーも好き。
サビや2番の前の間奏に出てくるハーモニカ?の音が昔からなぜか印象に残っています。
改めて聴いてみると結構ベースラインが動く曲なんですね。Cメロ、その後の間奏、落ちサビの終わり等で結構目立つ動きをしています。
歌詞は結構キラキラした青春っぽい感じと思いきや、"砂に書いた未来なんて あてにデキナイ" なんてリアリストっぽいフレーズが来たりして印象に残っています。
この曲で一番好きなフレーズは "ヘコむ毎日 取り戻す日々" ですかね(笑)
2曲目は FIVE NEW OLD の Summertime です。
この曲がこの夏イチオシです。
どの時間帯に聴いても合う気がします。
ギターの好きな部分が多いので、順に書いていきます。
最初のアルペジオが夏っぽさを感じつつ涼しげという奇跡のフレーズだと思います。
ギターに掛かっているコーラスの掛かり具合も爽やかな感じに聴こえて良いですね。
歪み具合も暑苦しさを感じない丁度良い塩梅だと思います。
間奏のシンセっぽいギターの音も好きです。ライブ版だと歪みにリバーブを掛けて弾いているときもあるみたいですが、それはそれでエモい感じになってました。
ギター以外に好みな部分は、Bメロからサビに入るときの入り方です。特に1番。全体的な音数を減らしてからのドラムが、サビ前に高揚感を煽ります。
Cメロからの間奏の流れもエモくて好きです。そこからのラスサビのキメ、そしてベースのグリッサンドもグッときます。
あと、曲の最初から最後までコード進行が好きです。
声の方のコーラスも綺麗で涼しさを感じます。ボーカルとの掛け合い方も絶妙です。
3曲目は スガシカオ の 夏祭り です。
夏の夕方の曲で、曲のテンションもその時間帯にピッタリだと思います。
実際このライブの時間帯とかにめちゃくちゃマッチしてますよね。激エモです。
この動画のように野外で聴きたいです。この動画のシチュエーションが良すぎる。
テンポが遅すぎないけどゆったりしていて、チル感がありますね。
この曲はとにかくベースラインが好きです。すごくグルービーでカッコいいです。
リードギターのスライドバーを使った伸びやかなフレーズが絶妙です。弾きすぎないバランス感が良いなと感じます。
この曲のリードギターは音色も好きです。トーンや歪み具合がまろやかというか、角が無いけどもったりしていない感じがします。
全体的な音数は少ないけど、それがこの曲のグルーヴ感を生んでいるんですかね。
今回は暑い日に聴きたい涼しげな曲についてでした。
3曲選んでみて、歪み過ぎていないというのが一つのポイントだと気付きました。
あとテンポが速すぎないこと。速い曲だとどうしても熱量が上がるし、歪みもやり過ぎると涼しいサウンドではなくなりますね。
本当はこの記事はもっと早く出す予定だったのですが、なかなか書けずこんなタイミングになってしまいました。
まだ暑い日は続くと思うので、残りの夏のお供にしてみてください。
太陽とシスコムーン
活動年数が短いにもかかわらず名曲を量産したハロプロユニット、それが太陽とシスコムーンです。
太シスは中国人の本多RuRuと、元体操選手でオリンピック出場経験もある信田美帆、民謡の家元で既婚者子持ちの小湊美和、元大阪パフォーマンスドールの稲葉貴子という癖のあるメンバーで構成されていました。
アイドルというよりはR&Bグループ(?)という感じで、歌がめちゃくちゃ上手い上にダンスもギラギラしていて凄いんですよ。
ハロプロNo.1グループという人も多くいるほど、高いパフォーマンスとクオリティの高い楽曲が魅力的です。
今回は太シスの中で僕が好きな曲を選んで紹介します。
1曲目は 月と太陽 です。
この曲がデビュー曲です。
大人っぽくて格好いいですよね。ヒップホップやR&B的なサウンドが素敵です。
デビュー曲ながら、ファルセットを多用するセクシーな曲調というのがレベル高いですよね。
太シスの曲全部に言えることですが、RuRuのフェイクが心地良い。声質やニュアンスの付け方等、かなりアーティスティックだと思います。
僕がこの曲で好きなのはリズムが良いところです。まず "太陽&シスコムーン Let's start"のリズムが良い。
ラップも小気味の良いリズムで、コーラスというのかガヤというのか分からない声もなんかリズムが良いと感じます。
歌はニュアンスを大事にした感じでバキバキのリズムじゃないのが、また良いんですよね。
この曲はすごく洗練されたサウンドだなと感じるんですが、僕はこの曲ではベースラインが特に好きです。
ベースライン全体的にすごくカッコいいんですが、AメロとBメロの間や、Bメロとサビの間などのフレーズ(いわゆるオブリガードってやつですか)がめっちゃかっこよくて好きです。
特に1番と2番の間の部分がめちゃくちゃカッコいいので是非注意して聴いてみてください。
あとアウトロはどの楽器もかっこよすぎて素晴らしいです。
2曲目は ガタメキラ です。
コーラスワークが素敵な2ndシングルです。定期的にハロコンでカバーされていますね。
タイトルは歌詞にもある"Gotta make it Love"から来ています。
Juice=Juiceの「Fiesta! Fiesta!」の "女はいつでもそう、ワナノマリラ(wanna know my real love)" という歌詞を聴くとガタメキラを思い出す人も少なくなさそう。こっちは井筒日美が作詞ですが。
この曲イントロからアウトロまでずっとカッコいいです。ハモンドオルガン(?)とイカしたコーラスからRuRuのフェイクへと続く始まり方も良いし、テンポが緩やかになって終わるのがなんかカッコいいんですよ。
この曲もベースラインがかっこいいです。バキバキのスラップベースは曲の勢いを後押ししてくれますね。
ちょいちょい入ってくるエレピもおしゃれで良い味出してるんですよね。
作家の朝井リョウがこの曲の歌詞を絶賛しており、"立場 水 流行言葉" という言葉の羅列に、「追い付けない、言葉の天才に突き放された」と感じたそうです。
つんく♂さんのワードセンスって、単語の羅列に如実に現れる気がします。
例えば、モーニング娘。'17の「CHO DAI」という曲では "ヒカリ 潤い すごい 未来 ちょうだい ちょうだい" という歌詞があり、「ジェラシージェラシー」では "「Rich」「young」「girly」「細い」" という言葉の羅列があります。そこでその言葉が来るの?という驚きや衝撃に、つんく♂さんの言語感覚の奇才っぷりを感じざるを得ないですね。
1番と2番で韻を踏んでいたり、"早い目に抱きしめて"というみたいなリズム重視の箇所があったり、この曲の歌詞はつんく♂さんらしさが詰まっています。
3曲目は 宇宙でLa Ta Ta です。
3rdシングルはソウルナンバー。
軽快でノリが良いので聴いていて楽しくなる曲です。
サビのRuRuの"yeah yeah~"が気持ちいい。
この曲もベースラインがめちゃくちゃ好きです。大人っぽくてグルービーな感じ。
ピアノも上品で良いんですよね。2番後の間奏の前半の部分とかすごくカッコいいです。
トラックも跳ねているし、メロディーも跳ねる音が多く、それに歌詞が合っているのでリズムが気持ちいい曲です。
"kissしてみたい 思った midnight"とか、他にもたくさん韻を踏んでいるのもリズムが気持ちいい要因ですね。
この曲は2番後の間奏で信田さんがアクロバットを披露するのですが、その後マイクを持ってすぐ歌うのが凄すぎて笑ってしまいます(笑)
あと、この曲のタイトルを宇宙で"ラタタ"だと思ってる人が多そうですが、正確には宇宙で"ラッタッタ"らしいです。
4曲目は ENDLESS LOVE です。
イントロからカッコいいディスコナンバーです。
「ブラスやストリングスを生音で録った結果、めちゃスケール感のある曲になった」とつんく♂さんが言っている通り、聴くと謎の感動に包まれます。
ストリングスの奥行きがいいんですよね。
リズム隊やギターは細かく跳ねたリズムを刻んでいるので、曲のノリもよくてカッコいいです。
この曲はAメロのコード進行が大人っぽくてカッコいいところも好きです。
間奏で少し雰囲気が変わるのもカッコいいですよね。ゴージャスなブラスに、コーラスに、ピチカートの音が入ってくるのも面白いです。
そんなサウンドに歌謡曲!って感じのメロディーが乗ってくるのがつんく♂さんっぽくて好きです。
今回は太シスの曲を4曲選んで紹介しました。他にも良い曲がめちゃくちゃあって選ぶのに時間が掛かりました。
色々なブラックミュージックのジャンルと歌謡曲を組み合わせるのは、ハロプロの他のユニットでもたくさん見られますが、太シスの曲はサウンドのブラック感が他ユニットよりも強い気がします。
ボーカルも雰囲気があるから余計にそう感じるのかもしれません。
太シスはR&B色が他のユニットより濃い気がします。僕は子供の頃全くR&Bの良さが分からなかったのですが、その良さが分かったとき、なんか大人になった感じがしました。
太シスは後にT&Cボンバーというグループ名に改名しましたが、改名後の曲はまた別の記事にて語りたいと思います。
かっちょ良い歌 / もしも…
以前、モベキマスの「ブスにならない哲学」について書いた記事にいつかカップリングの「かっちょ良い歌」と「もしも…」について書きたいと書いていました。
それがなんと3ヶ月前ということで、今回は満を持して(笑)その2曲について書いていきます!
かっちょ良い歌(モーニング娘。)
娘。バージョンはやはりガキさんのハマりっぷりが凄いです。れいなの安定感もさすがです。
まだ9期が未熟でモーニング娘。が変化を迎えている途中の状態の中で、この二人が歌の面で引っ張っていってるのが分かります。
娘。バージョンは他ユニットと比べて歌割りが違います。Aメロの2回し目では、"数えない" とか "私になる" とかがユニゾンになって、その後のフレーズは別の人のソロになっています。
そして、落ちサビの "ラッキーなパンチが" という部分もソロではなく二人パートになっています。
あと、"寒い季節は苦手だったよ" の後の "But" という歌詞が "しかし" になっています。
娘。だけなんですよね。なんでなんだろ?
ちなみに、"前見てまっすぐ歩くのさ" というパートのコーラスが他ユニットと違いますが、これはさゆパートだからこういう風にしているんでしょうね。
「恋愛ハンター」とかでもさゆパートだけ加工されていたのと同じ感じだと思います。
あと、元々この曲は娘。の曲として作られたという説があって、本当なのか気になります。
かっちょ良い歌(Berryz工房)
やはりBerryz工房にはロックが似合う。前にそんな記事を書きましたが、この曲もよく似合っています。
個人的にベリバージョンが一番好きです。
Buono!での経験が生きた雅ちゃんとももちのソロパートからスタートしますが、そこから既に最高です。
この曲はAメロのソロパートが長いからたっぷり堪能できるのも良いですね。
梨沙子は今回抑えめな歌い方ですが、やっぱり歌声がカッコいいです。ライブだともっとパワーを開放した歌い方をしています。
ソロといいユニゾンといい、ベリの声質が好き過ぎる…。
ベリバージョンだけ "前見てまっすぐ歩くのさ" の部分がソロじゃなくユニゾンになっています。(2番でも同様)
ライブバージョンも良すぎる。間奏の千奈美の煽りが好き。落ちサビの梨沙子の"皆、分かるかい?"が痺れる。
かっちょ良い歌(℃-ute)
5人しかいないけど勢いがあって、サビのラストフレーズも高音ながら勢い落とさず行くのがいいなと思います。
Buono!の愛理とロックが似合う岡井ちゃんがよくハマっており、Aメロを任せられたのも納得です。
ちなみにこの曲のコーラスは全ユニット岡井ちゃんが担当しているそうです。
かっちょ良い歌(真野恵里菜)
真野ちゃんバージョンはサビのラストフレーズが綺麗に地声で出せているのが印象的です。
ロングトーン伸びやかで綺麗ですよね。ソロアイドルだから、どのフレーズもソロで聴けるのが嬉しいところ。
真野ちゃんは音域が狭いと聞いたことがありましたが、低音が出ないタイプだったんですかね。結構高い曲ありますよね。
歌が上手くなったので、こういうロックな曲もパワフルに歌えるようになったんだろうと思います。
かっちょ良い歌(スマイレージ)
スマイレージは声がかわいくて、ソロもユニゾンも他ユニットに比べて圧倒的に可愛くロリロリしています(笑)
かっこよく歌ってほしい曲だけど、これはこれで個性的で良いかも。
数年後のメンバー達のスキルならかっこよくなったと思います。
この頃はまだ2期メンもサブメンバー扱いで、ソロ無いし。
かっちょ良い歌(モベキマス)
全ユニットごちゃ混ぜバージョンです。ユニゾンとかはユニット毎みたいですが。
ここで、この曲について書きますね!
この曲はドラムが結構激しくて、曲の勢いを後押ししてる感じがあって良いですよね。
"内に秘めたる可能性を" のところのベースラインがすごく好きです。
実はこの曲は1コーラスの構成が、Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビとなっていて、一般的なJポップよりメロディーが多いです。
僕はこの曲のメロディーも好きですが、歌詞も好きです。
この曲の歌詞ってつんく♂さんからメンバーへのメッセージなんじゃないかと思います。
特に好きなのは、"ほらね アンチも出るだろう いちいち気にしていちゃ負けさ" という部分です。
全体的に歌詞が力強くて前向きなのがいいなと思います。
次は もしも… という曲についてです。
可愛い上にメロディーがめちゃくちゃ良いので、カップリングながら人気な曲です。
この曲は各ユニットから選抜されたメンバー(つんく♂さん曰くちょっとほんわかタイプ)で歌っています。
フクちゃん、ももち、なっきぃ、真野ちゃん(セリフ担当)、あやちょが選ばれています。
当時はももちしか歌えるメンバーがいないとか言われていたみたいですが、最終的には皆上手くなりましたね。
歌唱力はともかく、かわいい声のメンバー達なのでかわいいメロディーによく合っています。
僕はももちの "なんだかつまらないな そろそろ寝なきゃだな" というパートが好きです。歌詞もかわいいし。
この曲はどぅーが卒コン等で歌っていたのが印象的な人が多いと思います。
それ以降色々なメンバーがバーイベで歌っていますが、オリジナルがモベキマスなのを知らないヲタもいるかもしれませんね。
ちなみに僕は一時期この曲を必ず寝る前に聴いていました。ラストの真野ちゃんの「おやすみなさい」を聴いて寝ることで、幸せな気持ちで眠りにつくことができます。是非お試しください。
今回は「かっちょ良い歌」と「もしも…」についてでした。
方向性の違う2曲でしたが、どちらもキャッチーなメロディーでとても好きです。
むしろブス哲が一番親しみにくいのでは、という感じではあります…(笑)
「かっちょ良い歌」はユニット毎に比較しながら聴けるというのが面白いですよね。なかなかこういうことは無いのでいい企画だと思いました。
「憧れのStress-free」でもやってほしかったです。娘。バージョンは出したんだから他ユニバージョンも聴きたかったなぁ。
(「YEAH YEAH YEAH」よりこっちが聴きたかったです。)
「もしも…」は、つんく♂さんの才能もまだ枯れてないなと当時ネットで言われてるのを見たことがあります(笑)
こういうかわいくてメロディーが良い曲をまた書いてほしいです。
ハロプロもどんどん変わっていきますが、オールスターユニットも定期的にやってほしいですね。
カクレンジャーの名曲について語りたい
特撮ソングの記事を書くのは久しぶりです。
スーパー戦隊45周年を記念したOPやEDのノンストップmixのアルバムが発売されて、第二段が7月発売ということで非常に気になっています。
曲目を見ると第二段の方が僕の世代なのですが、第一段の方も気になるんですよね。
それはさておき、今回は忍者戦隊カクレンジャーの名曲を僕が独断と偏見で3曲選んで語っていきたいと思います。
ちなみになぜカクレンジャーなのかというと、曲だけピックアップしたときに語れることが多そうだと思ったからです。
1曲目は シークレット カクレンジャー です。
やはりカクレンジャーといったらこの曲でしょう。戦隊OPとしてはテンポが遅いこの曲ですが、この異質感もカクレンジャーっぽさを感じます。
80~90年代サウンドの特徴的なゲートリバーブが掛かったドラムやエキゾチックなシンセの音色と、和楽器の音が混ざっているのが面白いなと思います。
こんな押し強めなドラムにも負けないくらい、拍子木や鼓などの和パーカッションもきちんと存在感があってすごいバランスです。
忍者モチーフということで和のテイストを入れたのだと思いますが、こんなトレンディなサウンドに混ぜる発想になったのが凄いです。
これがあったからなのか、以降の忍者モチーフ戦隊のOPにも和楽器の音が取り入れられていますね。
この曲の和楽器といえば、やはり三味線でしょう。間奏やアウトロでのソロパートが非常にカッコいいですよね。アウトロではシンセと掛け合うようなところも面白いです。
三味線はソロ以外の部分ではほぼずっと同じリフを繰り返していますね。
あまりこの曲で注目されない気がしますが、地味にギターもカッコいいんですよ。
2番のAメロとか、アウトロとかカッコいいので、是非ギターにも耳を傾けてみてください。
戦隊OPとしては異質ではあるけど、メロディーもサウンドもかっこよくてずっと聴いてられます。
この曲の面白いところはサウンドだけではありません。聴けばすぐに分かりますが、歌詞も面白いです。
この曲はAメロが "ライトアップのブリッジは 異次元行きのダイヤモンドアドベンチャー" から始まります。なんとなくトレンディな香りがしますが、何を言っているのかは分かりません。
この後もAメロが続きますが、ずっと何言ってるか分かりません。
さらに戦隊OPでは見ないBメロの叙事的な "夕暮れ やっとあのこといいカンジ" という歌詞。
そして "そのとき シュワッと 風が切れ ぶっとぶ ふたりのあいだすりぬけて ブラックホールに消えたヤツがいる"
あれ、忍者ってブラックホールに消えたりする奴でしたっけ?しかも二人ぶっ飛ばしてるんですけど。そもそもこの歌詞は誰の視点なんだ?
"ブラックホールに消えた奴がいる~" でサビに入るのが凄すぎなんですが、メロディーの良さとデレデレデレデレデッの良さで誤魔化されてしまいます(笑)ここ気持ちいいんだよな。
サビで、"あれはなんなんじゃ なんじゃ なんじゃ にんにんじゃ にんじゃ にんじゃ(中略)忍者戦隊カクレンジャー" という音のリズムや語感重視の歌詞。
カクレンジャーどんなやつらなんだよ(笑)って感じですよね。でもそこが耳に残るし、子供も真似して歌いやすいですよね。
2番ではAメロは相変わらず何を言っているか分かりません。Aメロだけ毎回妙に都会っぽさ出してくるの何なん?(笑)
Bメロでは、歌詞の主人公があのこの心を探るために、忍者にいきなり奥の手を教えてもらおうとします。
"ききめがあったら子分になるからさ" ←こんなふてぶてしい子分は忍者側としても要らないでしょう。
その気持ちの表れでしょうか、サビは "だから、なんなんじゃ なんじゃ なんじゃ" ですからね。まあそういうことでは無いんだろうけど(笑)
2曲目は 気合百発!カクレンジャー!! です。
この曲はカクレンの挿入歌の中で僕が一番好きな曲です。
すごくファンキーでソウルフルな曲調が大好きです。
作編曲と歌唱を担当している樫原伸彦さんは、しまじろうの「ハッピー・ジャムジャム」の作編曲や金色のガッシュベル!!の「チチをもげ!」を作曲した方らしいです(笑)
それはさておき、この曲は色々と好きな部分がありますが、まずコード進行がオシャレでカッコいいんですよ。特にAメロ。
Aメロのピアノが弾いているコードがすごくオシャレで好きなんですよね。
コーラスが掛かったギターの音色も大人っぽくて素敵です。コーラス掛けたギターのカッティングめちゃくちゃカッコいいですね。
Bメロから徐々に熱が増していってサビで最高潮に達する感じも、聴いていて同じ感じでテンションが上がっていきます。
サビ前のストリングスの トゥルルルルル↗ がいい仕事しています。サビ中の流れるように上がったり下がったりするストリングスも好きです。
この曲はなんといってもホーンが熱いです。イントロから大活躍していますね。
特に好きなのは2番後の間奏です。間奏の最後の パ~↗↘↗↘↗↘↗ みたいな派手なホーンが炸裂するのが大好きです。
2番後の間奏でいうと、間奏の出だしのドラムもすごくカッコいいですよね。というか、この曲のドラムはいちいちフィルインがカッコいいんですよ(笑)イントロからアウトロまでずっとカッコいいです。
ラスサビでは歪んだギターがチョーキングを交えたフレーズを弾いていますが、これまたかっこよくて熱いです。
トラックのことばかり書いていますが、メロディーももちろん好きです。王道の歌謡曲っぽさもあり、ヒーローソング感もあってキャッチーですよね。
"Wow···"から始まるサビとか一緒に口ずさみたくなるし、ズバッ!シュバッ!!のところとか、楽器の動き含めてすごく好きな部分です。
3曲目は ニンジャ!摩天楼キッズ です。
戦闘員が踊っているという不思議な(不気味な?)映像にインパクトがあったEDナンバーです。
OPと同様にドラムの音に時代を感じますね。
ラップがあったりスクラッチの音が入っていたり、OPよりも全体的にヒップホップやダンスナンバーを意識したサウンドになっていると感じます。
そこに和楽器が入ってるのがやはり面白いです。和楽器が活躍するような昔からある日本の曲というと、表拍でリズムを取るので、こんな裏拍で跳ねたリズム取って演奏する三味線ってなかなか無いですよね。
ダンスナンバーだからか、OPよりももっと裏拍のアクセントとかが強調されている感じでリズムが立っている感じがします。
僕はボーカルが入ってくる前の ドゥルルルルルルルルルルル デッデッ デレレレ がかっこよくて好きです(笑)
この曲はコーラスが掛かった硬めのギターの音色がとてもカッコいいですね。カッティングもキレキレだし。1番が終わった後と2番が終わった後の間奏のところとかギターめっちゃカッコよくて好きです。
2番後の間奏は長めで、途中から鼓や拍子木が加わってアクセントになっています。アウトロでも同じように、和パーカッションがアクセントになっています。
2番後の間奏といえば、ブレイクからの琴が ドゥルルルルルルルルルルルン っていうところもカッコいいです。
アウトロのサックスもカッコいいですね。なんか大人っぽさを感じます。
OPもそうでしたが、フェードアウトで終わるのもこの時代っぽさですかね。
戦隊のOPやEDでフェードアウトで終わるものって他にありましたっけ?時代の流行とはいえ戦隊では珍しい気がします。
ちなみにこの曲の歌詞も何言ってるのか分からないような分かるような絶妙な歌詞です。
2番で "リアルな社会 はじき出されて 妖怪になったシュールなヤツラ ホラーの極みは人間かもね" という急な皮肉が差し込まれてドキッとします。
ただ、やはり歌詞にも出てくるこの曲名が一番謎な気がします。
今回の記事は分かりやすくしようとするあまり、なんだか擬音が多くなってしまいました。ちゃんと伝わっていますかね…。
改めて聴いてみると、カクレンジャーの曲は結構ブラックミュージック的な要素がありますね。特にOPとED。
他の忍者モチーフの戦隊の曲も素晴らしいですが、カクレンジャーの曲はオシャレな感じがありますよね。
その理由がブラックミュージック要素なんじゃないかなと思います。
今回カクレンジャー三選に漏れた曲でも、「イントゥー デンジャー カクレンジャー」とかキレッキレで良曲です。
それでは今回はこの辺でドロンしたいと思います。
ロックが似合うぜ、Berryz工房
ハロプロって各ユニットにライブで盛り上がるロックナンバーがありますが、Berryz工房は割りと数が多い気がします。
不思議なのは、ハローのロック系は名曲が多いけど何故かシングル曲にはならないということですかね。
「本気ボンバー」や「スキちゃん」等は稀なパターンですね。
さて、今日はロックの日ということでBerryz工房のロックナンバーを3曲紹介したいと思います。
今回は音源とライブ動画の両方を貼りますので、トラックが聴きたい人は音源を、熱気を味わいたい人などはライブ動画を見ながら読んで頂けると良いと思います。
1曲目は 世の中薔薇色 です。
「愛のアルバム⑧」というアルバムに収録された曲です。
この曲はベリ活動休止後も後輩メンバーがバーイベやハロコンで歌っていることが多い気がします。
サビのコール等盛り上がる要素がたくさんあります。
所謂フックがたくさんあって、2番のAメロとか歌詞の文字数が増えて、詰め込むようなリズムになるのとか面白いです。
この曲はベースがめちゃくちゃ良い!結構動くベースラインなんですが、終盤なんて大暴れでテンション上がるんですよ(笑)
特にベースで好きな部分は、サビの "世の中薔薇色 世の中薔薇色 こういう時 躓かないように 気をつけなくちゃね" という部分の動き方です。
あと、2番後のギターソロ前の間奏部分も好きです。ここのベースラインちょっとUNISON SQUARE GARDENみを感じます。
何より好きなのがラスサビです。すごい動くし急にコード弾き始めるし、大いに暴れていて大好きです。
ギターもカッコいいですよね。メロディーの隙間にさらっとカッコいいフレーズを入れてくる感じが好きです。
2番のAメロのギターが面白いフレーズを弾いているんですよね。所々ベースとハモったりしてすごく好きなポイントです。
ギターソロは言わずもがなですね。チョーキングから入るところからイカしてるし、"ジャッジャッ ジャジャジャジャッジャッジャジャ" のところまで全てカッコいいです。
そして全パートに共通して好きなのが、ラスサビの最後の "こういう時 躓かないように" の "ないように" の部分の動きです。そこからのブレイクも好き。
2曲目は 友情 純情 oh 青春 です。
「ハピネス ~幸福歓迎!~」のカップリングです。
編曲は鈴木俊介さんだそうです。ファンク系をよく編曲されているイメージですが、こういうパンク系もやるんですね。
この曲の特徴としては、サビが2つあるような構成が挙げられると思います。
そういう曲がハロプロには時々あって、前に記事にした「ミニハムずの愛の唄」とかがそうです。ロック系のハロプロ楽曲はそういう曲多い気がします。(娘。の「ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。」とか。℃-uteの「青春ソング」もそうかな?)
この曲のサビは "Oh oh oh 友情~" と "夢なら どんな時も~" という部分だと思います。
構成を具体的に書くと、イントロ→サビ1→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ2→サビ1→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ2→間奏→サビ2→サビ1→アウトロ、という具合です。最後のサビ2で転調するのが熱い。
この曲はハーモニカが印象的ですよね。他のユニットにもロックナンバーはありますが、ハーモニカが入っている曲は少ないですから。
太めのギターのブリッジミュートの音と別に、軽快なカッティングギターで飾り付けしているのは鈴木さんっぽさが出ているかも。
あと、印象に残るのはやはりつんく♂さんがうるさいというところでしょうか(笑)
ハロプロの曲ではつんく♂さんがうるさい曲は名曲なんていう法則もあったりしますが、この曲もやっぱり名曲なんだよなー。
3曲目は ヒーロー現る! です。
この曲は「ヒロインになろうか!」のカップリングです。
明るくキャッチーなメロディーで、掛け合いが多い楽しい曲です。
編曲したのがBEYOOOOONDSの「ビタミンME」の編曲等をされた板垣祐介さんだと最近知りました。
ギタリストが編曲した曲はギターがカッコいいですね。音色が僕好みの歪んだギターで聴いていて気持ちが良いです。
ギターのフレーズも好きで、特に好きな部分は2番のAメロとサビ、ギターソロとラスサビです。
2番のAメロの冒頭ではカッティングを交えた跳ねるフレーズで、面白みがあってマンネリにならないアレンジになっているなと感じます。ベースやドラムも1番とは違う動きをしていますね。
この曲のサビの "ヒーローが来る日を待ってる!(2番では、ヒーローが来るの願ってる!)" という部分の手前に挿入されるフレーズが大好きなんです。1番ではシンセのフレーズで、2番とラスサビでギターのフレーズが挿入されるんですが、そこが好きすぎて何度もその部分をリピートしたりしてました。
ギターソロもハロプロの曲で一番好きなギターソロかもってくらい好きです。コピーするのも楽しそう。
ベースもメロディーの間の動きとかがカッコいいです。特にAメロとBメロの間とか。Bメロのベースラインも好きです。
ドラムも勢いがあって痛快ですよね。イントロからAメロに入るときや、AメロからBメロに入るときのフィルインがカッコいいです。特に2番のAメロに入るところは好きです。
Berryz工房はユニゾンに厚みがあって、ロックな曲を歌うとその迫力が生かされますね。ラストの両A面シングルの一つもロック調でしたし。
とはいえ、どんなジャンルのどんな珍曲でもモノにしてしまう凄さもありましたが(笑)
ベリって歌のスキルがめちゃくちゃ高いという訳ではないと思います。でも、個性的な声質が集まっているから歌声の魅力が凄いんです。
最近ベリの曲をよく聴くんですが、やっぱりこのユニゾンは他には無いなと感じます。
新規のハロヲタの方々もいつかこの魅力に気付いてほしいし、永久に語り継いでほしいです。