ギャグ100回分愛してください
当ブログは今回で記念すべき100個目の記事です!
そんなに書いたかという感じですが、3年目ですからね。
読んでくれた皆さんありがとうございます。
今回は100回記念でBerryz工房の「ギャグ100回分愛してください」という曲について語りたいと思います。
この曲は「映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち」の主題歌でした。
その後ベリもプリキュアも共に10周年という記念で、「アジアンセレブレイション」という曲がプリキュア映画の応援歌になったりもしました。
その際にステージで大量の歴代プリキュアとギャグ100をパフォーマンスしていましたが、なかなかすごい絵面なので貼っておきますw
この曲はももちが大フィーチャーされており、1番とラストのサビではほとんどももちが1人で歌っています。
こういう曲はハロプロの他ユニットにもあるにはありますが、珍しいです。
モーニング娘。の「ふるさと」(なっちソロで他メンバーはコーラス)や℃-uteの「SHOCK!」(サビ以外愛理のソロ)とかがそれに該当しますが、ギャグ100はBメロまでは普通のパート割でサビはほぼソロというのが特殊です。
ほとんどソロなんだけど、フレーズの末尾の2、3文字は全員のユニゾンというのも面白いです。
この曲のサビはキーが高いので、歌えるメンバーも限られてきます。
ももちは音域も声質もこの曲に合っているから、このフィーチャーのされ方も納得です。
他メンバーの見所もあるので、このパートの偏りに文句を言っている人も見たことないです。
サウンドとしてはリズムトラックとピアノがほとんど占めているような感じです。
リズムトラックがなかなか細かくて難しいリズムを刻んでいます。
イントロなんかはコミカルな音が入っていますが、音色がコミカルというよりはフレーズがコミカルという感じです。
同じく子ども向けのコミカルソングを歌っていたミニモニ。とは、そこに違いがあるかなと思います。
ミニモニ。は結構ピコピコ系の電子音とか入ってましたからね。
ギャグ100はメロディーがすごく耳に残りますよね。
ジャンルでいうと何になるのかよく分かりませんが、半音階が効果的に使われている感じがします。
この曲はメロディーやパート割もインパクトありますが、歌詞も凄いです。
そもそもタイトルがインパクトあります。
ギャグ100回分愛してくださいってどういう意味なのか、つんく♂さんのライナーノーツを読んでも分からないんですよね…。
歌詞の内容をざっくりいうと、ずっとラブラブでいたい女の子の曲です。(プリキュアの曲なのにプリキュア要素は無い笑)
"一日ならギャグを100回 好きなままで最低70年" というサビの出だしは分かるような分からないような感じですが、とにかく耳に残ります。
"おじいちゃんでもおシャレしてね おばあちゃんでもルージュ引くわ"という歌詞も印象的。
2番では受験の話も出てきます。
"一年なら我慢出来る 夢あるならとことん目指せ" という歌詞が好きです。
こんな風に一途に好きな人を応援しているのは健気ですよね。
その後に "お風呂の時寝る前とか ちょっとは電話して" って続くのがかわいいです。
この曲にはとにかくたくさんフックがあります。
"おっとどっこい" とか "マロングラッセラッセ" とか "ラッセララッセラッセ" みたいなフレーズが挟みこまれるし、サビの終わりの"う~ん"とかもフックですね。
あとはこの曲を語るのに外せない"のにゅ"です。
"…ずっと居たいのに のにゅ。のにゅ。" という歌詞。文脈から察するに、"のにゅ" とは "のに" が変化したものだと思います。
千奈美があの声でこれを言うのがかわいいし、オタクも一緒に言って盛り上がるポイントでもあります。
また、この曲で僕が一番好きなポイントであるラスサビのブレイクも印象的だと思います。
"何よりもこの瞬間が 世界で一番好き" というところです。
"しゅんかーんがっ" という部分が力強くて、可愛くてコミカルな曲とのギャップにハマってしまいます。
ももちの可愛くて個性的で張りのある声が、これでもかというくらいに生かされた曲だと思います。
ももちじゃないとなんか物足りない感じがするくらい合っていて、ももちもつんく♂さんも凄いなと感じざるを得ません。
余談ですが、歌詞の"ソドソド"とか"ソラシド"とかは、この曲をハ長調に置き換えた時に音と歌詞が一致しますが、この曲はイ長調なのでずれていますね。
さらに余談ですが、この曲やスッぺ、なん恋などの振り付けが涼宮ハルヒのED「ハレ晴レユカイ」の振り付けの元ネタとなっているんですよね。(詳しくはこの動画で)
今回は100回記念ということで、ギャグ100についてでした。
100という数字繋がりで選曲しましたが、好きを全面に押し出したこの曲と、好きな曲について語るこのブログのテーマが合致していて、これを選んで良かったなと思いました(笑)
これからもたくさん好きな曲について語りたいと思います。