このワンフレーズでハロプロのあの曲に落ちました
「この曲、別の人が歌ってたら好きにならなかっただろうな」なんて思ったこと無いですか?
特にパート割があるようなユニットだと、このパートのこの人の歌い方好きだなと感じることがあります。
このパートがきっかけでこの曲を好きになった、というハロプロ楽曲を紹介します。
1曲目は モーニング娘。'17 の CHO DAI です。
この曲は「⑮ Thank you, too」というアルバムに収録されています。
第一印象は「なんだこの曲、変わってるなぁ」でした(笑)
低音をブイブイいわせるリフから始まる曲で、娘。のEDMの中でも独特な雰囲気がある曲です。
民族的な感じもあって、この曲がシングル向きにブラッシュアップされたのが「Are you happy?」なのかなーとか思ったりもします。
それで、どのパートで好きになったかというと、おださくの"平等に愛を分けてちょうだい"です。
愛の"あ"の部分のアクセントとか、ちょうだいの"だ"の部分のこぶしとか、そもそもの声質が好きです。
この曲の最初のソロパートなんですが、このパートを気に入り過ぎて曲も全部好きになりました。
歌詞も、前に太シスの記事のガタメキラのくだりでも書いたつんく♂さん独特の単語の羅列を始めとして、らしさ全開です。
くすぶった気持ちや葛藤について歌った歌詞で、"Take Off 飛び立ちたい" とか "Take Off 抜け出さなきゃ" の部分が高音になっているのが、メロディーと歌詞の主人公の気持ちが噛み合っている感じがします。
ラスサビの "Take Off 飛び立ちたい" の部分はハロプロでは珍しくオクターブのユニゾンになっているのも印象的です。
どぅーの声質だと張りにくい低音でも埋もれないので(ウィアラの "みんなみーんな" のところのハモりとかも綺麗でしたね)どぅーさくのユニゾンが綺麗です。
2曲目は Juice=Juice の 背伸び です。
この曲はJuice=Juiceの5thシングルです。
曲の第一印象は「地味だな」でした。
湿っぽい歌謡曲なメロディーなのにバリバリ電子音のサウンドという組み合わせも、当初はあまり良い印象ではありませんでした。
プラチナ期くらいのサウンド感なら特に違和感を抱かなかったと思いますが、ここまで電子感強めなのはちょっと…と思っていました。(当時僕があまりEDMを好んでいなかったのもある)
あと、この曲のMV撮るのここでよかったの?(笑)
そんなマイナスイメージを気にならなくさせたのが、かなともの "友達に誘われたの" というパートでした。
さらっと歌っていますが、誘われたの "わ" の部分にかなとも感がグッと詰まっています。
初めて聴いたときとかには、なんとなく聴き流していた感じでしたが、改めて聴くとこのパートめっちゃ良い!なんならこのBメロのメロディー好きだわ ってなりました。
2番の "背伸びして姉の服を" という部分も同様にかなともパートで、"の" の部分にかなともが詰まっています。
この曲もサビに単語の羅列があります。"抱きしめ 唇 真夜中 音楽" とか "生意気 純情 この胸 この顔" とか。
この曲の歌詞はあまり多くを語っている訳ではないですが、何かストーリーがあることは分かります。
"大人びたあの場所" とはどこなのか…。
ここのメロディーが好きだからこの曲が好きになって…みたいな曲は結構あるんですが、今回紹介したみたいにその人の声や歌い方を含めてそのパートを好きになって、それから曲も好きになることが稀にあります。
皆さんはどうですかね?そういうのって結構あるんでしょうか?
1つでも好きなポイントを見つけると、聴くモチベーションが全然変わってきますからね。
ちょっと話は違いますが僕の場合、あややの曲とJuice=Juiceの曲は別の人が歌っていたら好きにならなかっただろうなという曲が結構あります。
やっぱり歌唱力というのは曲の魅力を引き上げますね。
さて今回は、おださくとかなとものパートで好きになった曲を紹介しました。
僕はODATOMOをいつまでも待っています…。卒業後でもいいから…。