~語りたいっ!!~

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個人的ハロプロ楽曲大賞'20(10位~6位)

今年も残すところあと少しです。今年のハロプロはコロナに予定を狂わされながらも、様々な曲がリリースされました。

正直新曲がもっと聴きたい気持ちはありましたが、さすがにこの状況では仕方ないですね。

昨年同様に個人的なハロプロ楽曲大賞を発表します。なお、本家と違って今年リリースされたものはノミネート対象です。

それでは10位から!

 

2曲です。どちらのアレンジにもそれぞれかっこよさがあって、順位が付けられなかったというのが本音です(笑)

今年の初めに記事にしましたが(コチラ)、同じ曲の歌詞やアレンジ等を変えて同時に発表するのはインパクトがありました。

ただ、メロディーが同じだから飽きやすいという盲点がありました…。

ただでさえ飽き性な僕が必ず2曲セットで聴いていたので、ちょっと飽きました。

娘。の新曲が少ない上にほぼ一年間が空いてしまったのもあるかもしれませんが。

 

  • 第9位: Juice=Juice / ポップミュージック

この曲は最初聴いたときは、Juice=Juiceじゃなくてもよいのではないかとか、佳林ちゃんのラストシングルがこれなのかとか、腑に落ちない点もありました。

しかし、レコーディング映像なんかを見ているとこの曲はJuice=Juiceじゃないと無理だったかもしれないと思うようになりました。

その一番の理由が、曲の難しさです。ポップなメロディーとふざけた歌詞やノリに惑わされがちですが、音域が広くてメロディーラインがよく動くんです。

Aメロでは低めの音域で動き、跳ねるような譜割りになっていて、サビでも序盤は低くて最後に最高音が来るというのが少し独特な気がします。

終盤の難しそうなパートがかなともに行ってるのも納得です。かなともはピッチの正確さがJuice=Juiceでもトップクラスだと思うので。

さゆきの"ちゅるちゅるぷにゅ タピオカミルクティー"は、上手いからこそ面白いというパートで本人にとっても新境地だと思います(笑)

あーりーの"ちゅるちゅる ぷにゅぷにゅ 君のタピオカミルクティー"も声質に合っていて良いと思います。

歌うのは難しそうですが、聴く分には様々な洋楽のオマージュフレーズが入っていて楽しい曲ですよね。

KANさんのカバーなのもあって年配の方でも聴きやすそうな懐かしさがあるメロディーで、まさにポップミュージックですね。

 

アンジュルムが今年リリースした曲はどれもアンジュルムっぽいなーというもので、その中で一番好きだと思ったのがこの曲でした。

改名後からもメンバーがかなり入れ換わったのでユニゾンがだいぶ変わったなと思うことが最近多いです。

一時期のアンジュは、スマイレージ時代に比べてユニゾンが低音多めになったなと感じていました。

最近はその頃よりも高めになってきたので、こういう軽快な曲が合う気がします。

編曲鈴木俊介ということでファンキーなサウンドが素敵です。

キレのあるギターが気持ちいいし、ワウを踏んでカッティングをすることで"シャカシャカ"のイメージの音を出す遊び心も面白いです。ブラスの音も曲に花を添えていますね。

この曲のラップって結構早くてハロ史上最も難しいのでは、と思います。めっちゃカッコよくて好きです。

ふなっきの卒コンでやらなかったので、オリメンでは一回もパフォーマンスしなかったというのが少し勿体なかった気もします。

"自分磨き止まんな~い"のセリフは、コメ欄では可愛いというコメントが多かったですが、僕はどうしてもIKKOが浮かんできてしまって…(笑)

 

こぶしのラストシングルです。こぶしについてはいつかまた書くとして、ここではこの曲について。

こぶしらしい力強く前向きなロックナンバーです。歌詞にとても背中を押されました。

僕はCメロのソロリレーがすごく好きです。

特にみなみなの声とビブラートが好きだったので、ここのロングトーンは熱いですね。("それぞれの未来図へ~~"の部分)

Cメロ終わりからラスサビの始めのキメが何回かある部分も好きです。("また頑張ってこう ゴールは新たなスタートライン"の部分)

そしてもう一つ好きなのが、ラスサビの"You should be so HAPPY"の部分のコードです。2回繰り返すときにコードが変わるんですが、それが凄く好きです。

全体通してギターがカッコいい曲でAメロでのピックスクラッチや、ワウが良い味出しているギターソロ、Cメロの左チャンネルのカッティングなど好きなポイントがたくさんあります。

 

  • 第6位 : Juice=Juice / 好きって言ってよ

これも佳林ちゃんラストシングルです。

去年の「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」が割りと新規ファンを獲得したので、事務所は二匹目のドジョウを狙っているなと感じました(笑)

作詞作曲山崎あおい、編曲鈴木俊介という同じ布陣ですしね。

ひとそれとはまた違う切なさがある曲で、曲調はファンキーで大人な感じ。

この曲も歌うの難しそうですね。ひとそれも転調多くて難しそうだったけど。

全体的にメロディーが上がったり下がったり動きが多いですが、特に"無償の愛はとうに品切れ"のメロディーの動き方が音を当てるのが大変そうです。ファルセットも含むし。

ワウを使ったギターやシンセのうねる音がこの曲のサウンドの雰囲気を決定付けていると思います。

間奏の左右のオクターブ違う高さのワウギターが重なる(フレーズは違う)のもカッコいいです。

サビは2番以外は"切なくって~"という部分がある二部構成ですが、その二部目のストリングスのフレーズが好きです。

ラスサビ前のビートもめちゃくちゃカッコいいです。

 

今回はここまでです。

コロナ前と後では状況が変わりすぎて、年内でも違う年の事みたく思えてしまいます。だからなのか去年より単純に比較出来ず、順位付けも難しかったです。

次の記事は5位~1位の発表です!