~語りたいっ!!~

好きな音楽を語りたい。この感動を共有したい。

勇気も愛もないなんて

今年もイイニコの日がやってきました。

NICOは去年解散してしまったものの、やはり生み出された名曲達を埋もれさせるのはさみしいので、まだ記事にしてないアルバムも記事にしていきたいと思っています。

今回は6thアルバム「勇気も愛もないなんて」についてです。

アコースティックアルバム「Howdy!! We are ACO Touches the Walls」を出したり、アコースティックライブをした中で色々と変化があったようで、その変化が垣間見えるアルバムだと思います。

 

  • 1. フィロローグ

前回のフルアルバム「Shout to the Walls!」収録のシングルくらいからコーラスに凝り始めて、今回もその熱が続いていることが分かる1曲です。

光村さんの声がたくさん重なっていたり、打ち込みの音が入っていたりしますが、2番からバンド感もきちんと出てきます。

僕はこの曲をライブで聴いたことはライブでは無いんですが、ライブではメンバーがコーラスしていたんでしょうね。

昔の光村さんはコーラスは自分でやりたい、ライブでも出来れば分身して自分がやりたいみたいなことを言ってましたが(笑)

この曲は今から何が始まるんだろうとワクワクするような1曲目にふさわしい曲だと思います。

声で始まり声で終わる曲ですが、ロングトーンとかではなく音がパッと消えて2曲目のドラムロールに続くので、流れがすごく綺麗だと思います。

 

https://youtu.be/nWnePUo6c-w

これは本当に名曲。フェスのセトリにも入ってくるような鉄板曲でした。

ド頭のスライドギターがもう好きだし、そこに被さって入るカントリーなメインリフも大好きです。

この曲の最大の特徴は徐々に盛り上がっていく構成でしょうか。

1番と2番を比較しても各パートが違うフレーズを弾いていて、2番の方が細かく動きのあるフレーズになっています。

ライブでも、リードギターの古村さんは1番のみスライドバーを使用していました。

間奏ではメインリフを2拍子のリズムで弾いた後にテンポアップしてギターソロが始まります。

この流れも好きで、2番で盛り上がった後に一旦テンポを落として、ギターソロでテンポを上げることでギターソロがより盛り上がるんです。長いギターソロで結構難しいことをしているけど、ライブでもめちゃくちゃ安定感があって本当に凄いです。

そこからCメロに入りますが、そこのリードギターパートもまた難しそうなことやってるんですよね。

そしてまたテンポを一旦落として、少しタメてラスサビに入ります。

そのままのテンポでメインリフが来て、2拍子になって終わります。

テンポが上がったり落ちたりを繰り返しますが、聴いていてクドさは無くて、むしろ盛り上がる構成です。

1番ではノリやすいリズムで、2番以降どんどんバンドの熱量が出てくるので聴き手も熱くなります。

ハイキューのEDで1番だけ聴いていた人はフルで聴くと少し印象が変わるかもしれないですね。こんな熱い曲という印象ではないと思うので(笑)

歌詞も凄く好きです。

全体的に熱い気持ちにさせられる歌詞だなと思います。

特にサビの歌詞が好きです。1番のサビの歌詞が好きですが2番の"100%叶った夢っていくつあるんだろう"というフレーズもかなり印象的だと思います。

僕はなにか悔しいことがあったらこの曲を聴いてリベンジを誓っていたので思い入れが深いです(笑)

歌詞のリンクを貼っておくので是非→https://j-lyric.net/artist/a04dac3/l031911.html

 

  • 3. まっすぐなうた(Album Mix)

https://youtu.be/6_fDwHh31i8

この曲は疾走感のあるロックナンバーです。疾走感がありすぎて秒で終わります。

メロディーもキャッチーで好きです。

ニコにしてはシンプルな感じの曲ですが、めちゃくちゃカッコいいです。

好きなポイントとしては、サビのリードギターのカッティングフレーズとラスサビです。

同じコードでずっとカッティングするみたいなフレーズが好きで、この曲でも凄く勢いが感じられて好きです。

ラスサビは"笑っていたい 歌っていたい"という部分でいきなりボーカルとハモりだけになるところがまず好きです。

そしてラスサビだけのメロディーアレンジがちょこちょこ入るのも良いんですよね。

あとは、この曲は間奏もかっこよくて好きですね。なんかバンドの息吹きを感じられます(笑)

 

  • 4. エーキューライセンス

https://youtu.be/M5lESbNTxvs

これも凄く良い曲です。ドライブのBGMにしたい曲No.1。

骨太ギターサウンドのロックンロールですが、明るくキャッチーなメロディーと培ったコーラスワークで爽やかさも感じられます。光村さんの声の伸びがハモりと相まってめちゃくちゃ気持ちいい。

この曲のハモりはサビだけなんですが、上ハモと下ハモとのハーモニーが絶妙過ぎて僕としてはハモりの印象が強いです。

メロディーもめっちゃ好きです。最初から最後まで僕の好きなメロディーで構成されています(笑)

落ちサビに入る前、間奏終わりのドラムとギタースクラッチも好きな部分です。

"眠れない君をのせて 夜明けを捕まえたい"という歌詞と"君にとって唯一無二のA級でいたいだけ"という歌詞が好きです。

タイトルのエーキューが片仮名なのは永久とも掛けているからみたいです。

リスナーにとってA級で、永久に愛されるバンドでい続けたいというメッセージが込められた曲だそうです。

 

  • 5. ブギウギルティ

鶏の鳴き声とアラームから始まる軽快な曲です。

冒頭のコード進行がかなり好みなんですよね。

天地ガエシとこの曲は光村さんがアコギを弾いています。「Howdy!! We are ACO Touches the Walls」で得たものをフィードバックさせている感じがします。

リードギターのフレーズも1曲通して軽快で凄く好きです。スライドしたりカッティングしたりメリハリがあって、音色も気持ちの良い音だと感じます。

ドラムもカラッとしつつかっこよさがあるなと思います。間奏のドラムソロみたいなところもカッコいいですよね。

ベースラインは特にサビの部分のウォーキングベースが好きです。あと1番のAメロに入る直前のグリッサンドが好きです。

この曲はそれぞれのパートが違うフレーズを弾きつつ、サビの"理想"や"基本"という歌詞にリズムを合わせたりしていて、バンドで合わせようと思うとなかなか難しいだろうなと思います。

 

  • 6. ローハイド(Album Mix)

NICO Touches the Walls 『ローハイド Short ver.』 - YouTube

イントロが印象的なフレーズで始まる曲です。この曲も疾走感という言葉が似合う曲ですね。

ブギウギルティがアコースティックの延長的なサウンドだったし、こっちは多分トラック数が多いのもあってバンドの厚みを感じます。

ピアノもブギウギルティよりもめちゃくちゃ存在感があります。

僕はBメロのメロディーが好きです。2番の"フロンティア気取ってても なんか青春ラフコメディ"という語感もなんか好き。

あと間奏がカッコいいです。ワイルド系(笑)

結構爽やかな曲なんだけどギターはピッキングハーモニクスしてたりして、割りと荒ぶってます。

他のパートにもパワーを感じるし、聴けば聴くほど好きになる曲ですね。

確かライブで浅野くんがバイオリンでイントロのフレーズを弾いていましたが、あのバージョンも良かったなぁ。

 

  • 7. ウソツキ

この曲だけ初期の頃のような暗さがあるなと感じていたんですが、調べたら光村さんが高校生の頃に書いた曲らしいです。

高校生の頃に何があってこんな曲作ったんだろう(笑)

でもこの感じも好きなんですよね。1stアルバムを感じさせるような。

メロディーも好きです。

この曲は光村さんのアコギ弾き語りがメインの素朴なアレンジです。

弾き語りのみで進行して1番のサビの後からもう1本アコギが追加されますが、ここの2本のアコギの絡みが絶妙です。

ラスサビの最後の方のブレイクからのダララ~♪が好きですね。"気持ちは言葉を越えているのに"のところです。

 

https://youtu.be/82_aGqrIcWc

この曲も光村さんが10代の頃に書いたらしいです。

アニメのタイアップがついていました。このアルバムアニソン多いな。

サビのドラムが1番ではエイトビートで、2番以降は4つ打ちになっています。

各パートの音作りやフレーズなど、全体的にロックから段々ダンス系のノリになっていくように感じます。

僕が好きな部分はBメロと2番の後の間奏です。

Bメロはシンプルにメロディーが好きです。

間奏はギターが3パートありますが、ミュートした2つのギターの掛け合いが好きです。

なんかじわじわと好きになっていった曲です。

 

https://youtu.be/Uz6i24MVRsw

これもすごい疾走感。何回疾走感って言葉使うんだろう(笑)

いつの間にかめっちゃ好きな曲になってました。ニコのアニソンに外れ無し!

サビ凄いキャッチーでカッコいいですよね。"いま走れ走れ"という歌詞が曲の疾走感にピッタリです。

Cメロ前半は少し不思議なゾーンに入るのがなんかニコっぽく感じます。ギターや声がたくさん重なっていて、渦に巻き込まれるようなカオス感が面白いです。

Cメロ後半の"混ざってく"からの流れも熱いです。ギターのチョーキングカッコいいです。

そしてテンポ感保ったまま落ちサビから盛り上がって、"何↑度散ったって"の流れ。

最後までそのテンションで駆け抜ける気持ちよさがあります。

あと全体的にベースラインめちゃくちゃ動くけどカッコいいんだよなぁ。

ギターはトレモロピッキングが良いですよね。もし僕がコピーするならアウトロのトレモロで全力出して燃え尽きたいです(笑)

 

https://youtu.be/GEhOPFbTERY

また疾走感!またアニソン!この流れは強いですね。

怒涛のラストスパートという感じ。ここにシングル並べるアーティストは珍しい気がします。

僕がこの曲をコピーしたとき、イントロのギターリフはエフェクターありきなフレーズなので、踏むタイミングを間違えないように気を張っていたのを思い出します(笑)

イントロ作りに力を注いだらしいし、実際キャッチーでかなり重要なリフですよね。

ただ、それ以外の部分も難しくて、1番のAメロの短いアルペジオがなかなか覚えられなかったり、2番ではカッティングやスライドを含んだフレーズに変わっているからさらに大変だったり。

Bメロもコード弾きからオクターブから2番では単音のフレーズもあって、サビでもコード弾きからオクターブから単音の流れを繰り返すのでとにかく忙しなかったです。しかもテンポが速い。

ギターソロも覚えるのが大変でした。でも面白い音だし、ソロの最後のところで緊張感を発散できるので弾いてて楽しい部分でした(笑)

あと、各サビ前のダダッ ダダッ ダダッ ダダッ というところは全員のリズムが一緒なのでやってて気持ちいい部分でした。ラスサビの最後のダダダダッ ダダダダッ ダダッ ダダダダッ ダダダダッというところも。

色々書きましたが、僕がコピーしたニコの曲で一番難しかったです。でも弾いてみて初めて分かることって沢山あるなと今これを書きながら思っています(笑)

ベースラインもいつも通りめちゃくちゃ動くし、ドラムも速いしで皆大変だけどその分聴き応えはかなりありますね。

メロディー的にはCメロがめっちゃ好きです。("こうして君と出会うこと~"という部分です。ここの歌詞もなんか好き。)

この曲はアコースティックバージョンもかなりかっこよくて好きです。

 

  • 11. 勇気も愛もないなんて

この曲もめちゃくちゃ好きです。

ミドルテンポの曲で、電話の音と車の走行音から始まります。

アコースティックアルバムを経て、歌を中心に置くようになってシングルもリミックスで収録されていますが、こういうミドルテンポだとより歌が際立つ気がします。

アコギと、エレキが1本(部分的に2本)という感じでギターが重なっていますが、決して歌を邪魔しない感じ。

エレキの音作りも好きです。あまり歪んでいなくて綺麗な音ですが、歌が無い部分で少し味濃い音になっています。

2番の後の間奏からのリードギターがエモいですね。

暗い曲ではあるんですが、サビで少し明るくなるんですよね。ハモりも綺麗なのでそれが凄く好きです。

アルバムタイトルでもある「勇気も愛もないなんて」というインパクトのある曲名ですが、歌詞にそのフレーズが出てこないので、どんな意味が込められた曲なのか気になります。

この曲は"N X A"ツアーで聴けたのは予想外だっただけにかなり嬉しかったです。

その時には1番のみピアノ伴奏で、2番から原曲通りのアレンジでしたがとても良かったです。

光村さんこういう曲上手いですよね。いや全部上手いけど。

 

今回は「勇気も愛もないなんて」についてでした。

光村さんが歌モノがイケるボーカリストだからこそのバランスで、しかも皆演奏力があるからこそのバンド感を感じられるアルバムだと思います。

明るい曲が多いアルバムなので楽しく聴けるし、キャッチーでカッコいいからニコをあまり知らない人にも勧めやすいかも。

僕がニコで1番好きなアルバムは決められませんが、このアルバムも候補の一つになるくらい好きです。

今回はイイニコの日に合わせて書きましたが、ニコの記事は時々書いていくつもりです。名曲を風化させたくないですしね。

NICO Touches the Wallsは僕にとって唯一無二のエーキューです。

Berryz工房を語り"タイ"っ!!

Berryz工房がタイでも人気があったことはご存知でしょうか?

実はタイでライブをしたり、タイの映画に出演したりしていたのです。(しかも内容が、娘のためにベリのチケットを取るために父が奮闘するというもの)

そのきっかけになったのがシングル「cha cha SING」なのです。

この曲はタイの人気シンガーのトンチャイ・メーキンタイのカバーであり、この曲をつんく♂さんが聴いてベリーズっぽいとピコーンしたことでこのカバーが実現したとのこと。

この曲は盛り上がる優秀なお祭りソングとしてライブでも大活躍しました。

今回は「cha cha SING」とその他にBerryz工房がカバーしたトンチャイ・メーキンタイの曲について書いていきます。

 

1曲目は cha cha SING です。

Berryz工房の曲にはこれはベリだから歌える曲だなと感じるものがあって、この曲もその1つです。

この曲の良さといえばやはり楽しくて盛り上がれるところです。

モーニング娘。の黄金期のようなこの景気の良い感じは、当時のハロプロではBerryz工房にしか出来ないなと思いました。見た目も派手だしね(笑)

この衣装全員似合ってるのスゴいですよね(笑)みんなコンディションも良くて、お姫様みたいで可愛いです。

この曲はサウンドにもアジアテイストを強く打ち出していて、僕はサビで出てくるポンポコ鳴ってるパーカッションの音が好きです。

この曲で一番好きな音は、イントロやアウトロで鳴っている派手目な電子音です。あれテンション上がるよね。

あと"オイ!"ってコールがめっちゃ入っててそれもテンション上がる大きな要素ですよね。

コール&レスポンスが入るのも楽しいですよね!ここの部分はモーニング娘。の「恋のダンスサイト」を彷彿とさせます。

ベリメンのそれぞれ個性的な声質でパートを回していくのも聴いていて面白いです。

梨沙子の"一年中"の歌い方好きです。あと雅ちゃんの"ほら笑顔で暮らそうよ~~"の部分がカッコいい。

ラスサビに行く前に"ワンツースリーフォー!"って入って盛り上げるところは原曲には無くて、これは良いアレンジだと思います。

サビでしっかり盛り上げるというのがJ-POP的なアレンジなのかも。

サビ前の"パジャマ脱いで一張羅に着替えて LET'S GO"の部分のスケール感はなかなか出せるものでは無いと思います。さすが梨沙子。(このパートもこの曲がベリにしか出来ないと思う理由です)

サビの振り付けは本家のまんまだし、みんなで真似して踊れる楽しい曲という部分で共通しています。

思えばこの曲の存在が僕がBerryz工房に惹き付けられた理由の1つだったかも。

"踊る阿呆だけど ただのバカじゃない"という歌詞良いですよね。この曲の歌詞は全体的にラブマっぽさを感じます。好き。

 

2曲目は Loving you Too much です。

この曲はMVが可愛い。ネオンカラーの衣装が鮮やか。

本家の振り付けを取り入れ、歌詞も空耳っぽい部分があって本家と比較しても楽しい曲です。

この曲は初めて聴いたときには展開が面白いと思いました。

2番が終わるとラップが入ってきて、その後に盆踊りのリズムに変わるところ。この展開にしたの凄いですよね。

もちろん本家に盆踊り要素は無いです。

盆踊りの後また普通のリズムに戻ってラスサビになりますが、一旦盆踊りを挟んだことによってラスサビにスピード感を感じるし、そのまま盛り上がって終わるからジェットコースターみたいな展開だなと思います。

本家はもっとビート強めでヒップホップな感じです。イントロのブラスとかは共通していますが、ベリの方はサビとかもブラスが入っていてパーティー感マシマシです。

上手くアイドルポップスにしたなぁと思いました。

サビへの入り方も良いんですよね。

熊井ちゃんの"恋愛モード全開"が可愛いし、その後Loving you Too って入ったところでパーカッションが左でタンタンタン、右でスパーン!って鳴ってるところが良い。

熊井ちゃんパートでメロディーと一緒にブラスやベースの音も駆け上がっていってサビに入るタイミングで一回消えるんです。からのスパーン!が活きてる。

あとこの曲めっちゃベースライン動きます。ドゥルドゥルドゥルって動きが目立つから割りと耳に入りやすいですよね。

この曲のMVにはパーティーバージョンというのもあって、メンバーがわちゃわちゃしていて可愛いです。

わちゃわちゃしつつもソロパートではちゃんとカメラ付近にいるのが流石ベテランなBerryz工房

見たこと無い人は絶対見て。

 

3曲目は I like a picnic です。

この曲は「アジアンセレブレイション」のカップリングです。

アジアンだけどどこかラテンっぽさも感じるマイナーのイントロから始まって徐々に明るくなってサビという流れが好きです。

雅ちゃんのコミカルな感じの歌い方も曲によくマッチしていて印象に残ります。

もともとのメロディーのリズム(符割)の面白さとそれにマッチした韻を踏む歌詞、原曲の空耳的歌詞もあって凄く聴いていて面白く、気持ちいいです。

"ごちゃっとしちゃって困るなぁ"とか"紅茶で紅茶でこれ美味いなぁ"とか原曲も本当にそんな風に聞こえるし、そもそも原曲が日本語じゃないから空耳で歌詞を当てはめると、メロディーに対する歌詞の入れ方が変わった感じになって面白いです。

サビの"こんなんになっちゃってごめんちゃい"とかも空耳なんですが、"ごめんちゃい"を"めんちゃい"と歌うのがミソですね。

カバー曲の歌詞だけどつんく♂さんのセンスが光っています。

あと、サビの韻を踏んでいる部分の歌い方が印象的で、"反省"を"はんせー"と流す感じが普通な気がしますが、この曲では"はんせいー"と語尾の母音をしっかり発音するのが聴いていてクセになります。

ちなみにサビのパート割がいつもと少し違う感じです。

ベリに限らずハロプロでは歌が上手い人(その歌のメインの人)がサビの最後のフレーズを担当することが多いです。

ベリでは雅ちゃん梨沙子に加え、ももちや熊井ちゃんもメインになることがあります。

この曲ではメイン4人が長いフレーズをソロで回して、最後の部分を後列メンがソロで回すというパート割です。

ちなみに熊井ちゃんは最後の部分も担当しているので、ある意味この曲で一番おいしいポジションかも(笑)

 

今回はBerryz工房のトンチャイさんのカバーについてでした。

聴き比べてみるとどの曲も原曲とアレンジは違うものの、イントロとかはそのままなので良い曲を良いアレンジでカバーしたという印象でした。

どの曲も凄い良くて定期的に聴いてるから改めて記事にするのがちょっと難しいぐらいで、時間がかかってしまいました(笑)

 

僕を狂わせた"Danceでバコーン!"

あれはまだ僕が℃-uteについてよく知らないときの事でした。

当時Berryz工房からBuono!を経由して℃-uteに興味を持った僕は、YouTube℃-uteの曲を調べていました。

そしてとあるライブ映像にたどり着きました。何曲も連続でパフォーマンスをしていて、そこで出会った曲の1つが「Danceでバコーン!」だったのです。

衝撃を受けました。

キレッキレに踊りながらもちゃんと歌っているし、曲も聴いてて凄くテンションが上がる。

すっかりこの曲にハマった僕は動画を鬼リピしました。そして、ここの振り印象的だなとか、ここのキレ凄いわ、とか思って見ている内に振りまで覚える狂気。

他の曲も調べていてもとにかくダンスが激しくて、なんで生歌なのにこんな激しい振り付けにするんだよ、可哀想だろと思っていました。

しかしその後デビュー曲から振りが激しいことを知り、こういうグループなんだということを理解しました。

ベリーズと同期でも、プロデューサーが一緒でも全然違うグループだと分かってからは℃-uteの良さが分かるようになりました。

 

ということで、今回は℃-uteのライブ鉄板曲、「Danceでバコーン!」についてです!

前回ちょっといつもと違う感じで書いてみたらいまいち纏まりがなくなって、今回は普通にしようと思ったのですが、なんでか思い立ってこんな書き出しにしてみました。

ここからはいつも通りです。

まずこの曲の構成についてです。

この曲はハロプロにたまにあるメロの多い曲です。前に記事にした「ロマンスの途中」や「そうだ!We're ALIVE」や「ミニハムずの愛の唄」もメロが多い曲です。

Aメロ(ファンキー男子~)→Bメロ(輝くしかない~)→Cメロ(ジャッジャッジャー~)→Dメロ(あーやだー~)→サビ

という1コーラスの流れが2回あって間奏挟んでラスサビがあります。

※分け方は人それぞれあるとは思います

ただこの曲はサビも二段階構成になっているなと思います。

Danceでバコーン~の部分と、こんなに随分切ないわ~の部分です。

僕はこの曲を鬼リピしていく内に、なぜこんなにこの曲でテンションが上がるのかを自分なりに考えました。

その1つがこの構成なのではないかと思います。

段階的に盛り上がってサビの最後で頂点に達しているので、もう完全に作り手の意図のままにテンションを操られている気がします。

サビへの持っていき方もテンアゲポイントです。

マイナーなAメロから始まり、サビでメジャーになって弾けるというのは黄金期の娘。の曲でもよくあります。(「ザ☆ピース!」とか分かりやすい)

この曲もそうで、サビで転調して一気に明るくなる感じがします。

もちろんAメロが盛り上がりに欠けるという意味ではありません。そこはファンキーなパワーがあります。初めて聴いたときにはなんだこの上がったり下がったりするメロディーと思ったけど。

サビ前の間奏も優秀で、デーデーデーデーと音が上がって行くのに連れてテンションも上がるような感じがします。

 

次に、僕がこの曲で特に好きなメロディーについてです。

やっぱりサビでテンションが上がりますが、サビの後半が特に好きです。

バックトラックがテテテーン、テテテーンとなって振り付けもそれに合わせて腰を振るところです。

振り付けでもここが一番好きです。愛理となっきぃの腰のキレえぐい。人間ってこんなにパキッパキッて腰が上がるんだと驚いた思い出。

こんなにすごく切ない どうしてかわかんな
今までためたストレス 今夜でおさらば

僕はこの太字の部分がポイントだと思います。この一行目と二行目のメロディーは一緒なのですが、太字にした部分の音だけが変わります。

この""と""では、""が半音下がった音になっており、""と""では、""が半音下がっています。

つまり一行目の太字は全音からの半音、二行目は半音からの全音です。

最後は全音じゃないときれいに終わらないから当然といえますが、それ以外の部分はどちらでもメロディーは成り立ちます。

ただ、""が半音下がることで二行目がただの繰り返しでなく繋がっていて、""が半音下がることでラストフレーズをより立たせている気がします。

ちなみにこの半音全音効果は、サビの一段階目にも効いていると思います。

(知識に基づいたことではなく、あくまで僕が聴いてて思ったことです)

 

次に、バックトラックについて。

この曲はイントロからBメロが終わるまでずっと同じコードが鳴っています。ネットで「こんなにジミヘンコードをゴリ押しするアイドルソング他に無いだろ」と言われていました(笑)

だからこそのサビの爆発力というのはあると思います。

ちなみにこの僕はこのイントロのギターの音色が好きです。多分編曲の鈴木俊介さんが弾いていると思われます。

そしてサビ直前からブラスの音が加わるのも、サビを効果的に盛り上げていると思います。

あとストリングスみたいなシンセの音もサビから加わります。

サビの前まではギターが完全にメインで打ち込みの音とかがちょこちょこ入ってくるような感じなので、サビは華やかに感じます。

 

最後は歌詞についてです。

Cメロで誰もが知っているであろうDeep Purpleの名曲のオマージュのメロディーに乗せて"ジャッジャッジャー"と歌うのは、メロディーありきの歌詞だとは思いますが、改めて考えると1セクションがこれで終わるのはすごい(笑)

曲名にもなっている"Danceでバコーン!"というフレーズもインパクトがありますが、バコーンというのは爆音から来ているそうです。つんく♂さんの発想には凡人は逆立ちしても敵わないなと。

あとラジオでヒャダインが「"涙が止まらないわ"の部分の最後に"わ"を入れたのが凄い。普通なら"涙が止まらない yes"とかにしちゃう」と言ってました。

確かに"止まらないわ"の"い"と"わ"の間が離れているメロディーなので、普通なら文を区切ってしまいがちなのかもしれません。

そしてやっぱりこの曲の一番のパンチライン

帰りにうどん食べてくわ 明日が待ってるもん

それまで散々愚痴ってた主人公がストレスを発散して、お腹減って、ここに行き着くというのがなんか日常的で共感できますよね。

"待ってるもん"っていうのも可愛いし。

ラストライブ後には会場近くのうどん屋が激混みしたらしいと聞いています。

何気ないけど元気をもらえる良い歌詞ですよね。

 

今回はダンバコについて書いてきました。

音源を聴いていると、この曲の愛理の声というか歌い方が、初期の頃の歌い方と℃-ute後期の頃の歌い方の過渡期っぽく感じます。

ダンスもMVを撮ったときとライブ時ではキレが全然違って、凄いです。

僕はカラオケでよくこの曲を踊りながら歌うんですけど、めちゃめちゃ楽しいです。きついけど。

しかも歌も地味に難しいんですよね。

ただ、歌っても踊っても聴いてても楽しいことには変わり無い名曲だと思います。

しかも終わった後のスッキリ感も良い。

僕が℃-uteを聴くようになって8年ほど経ち、℃-uteは3年前に解散したけど僕は一生この曲にお世話になるんだろうなと思います。

 

こういう記事は℃-uteの日に合わせて更新しろよって話ですよね。分かります。

HELLO WORLD

皆さんHELLO WORLDという映画は観たことありますか?

SFアニメ映画なのですが、OKAMOTO'SやOfficial髭男dism、Nulbarichがサントラを担当しているということでレンタルしてみたらめっちゃ良かったので、今回はHELLO WORLDの挿入歌と主題歌についてです。

音楽目当てで観始めたので、最初はとにかく流れるサントラに耳を澄ませていたのですが、内容の面白さと複雑さに思わずどっぷりハマって観ていました。

今回は曲の歌詞考察的なもの中心です。

映画を観た人が読む前提で書いていきますので、ネタバレを含みます。

映画を観てない人が読んでも、映画の全貌は分からないとは思いますが、これからHELLO WORLDを観ようと思っている方はまだ読まない方がいいと思います。

そして、ここでは未来からきた堅書直実(先生)のことはナオミと表記します。

 

1曲目は Official髭男dismエスタデイ です。

ヒゲダンが人気になりすぎて、この曲がこの映画の為に書かれたことを知らない人も多いかもしれません。

歌詞を見てみると、かなりこの映画のキャラクターのナオミや直実の心情を表していることが分かります。

この曲は結構序盤で、主人公の直実がヒロインの一行さんと仲良くなるのをダイジェスト的に描いたシーンで流れます。

歌詞の内容的に、ここで流すのは違うのでは?とも思いますが、疾走感のある曲調なのでまあサントラとしては合ってるのかな?

ナオミの一行さんに対する想いとかその後の展開とかが切なくて、僕はかなり好きだったのでこの曲の歌詞も好きです。

何度失ったって 取り返してみせるよ

雨上がり 虹がかかった空みたいな君の笑みを

例えばその代償に 誰かの表情を曇らせてしまったっていい

悪者は僕だけでいい

ここでいう"君"は一行さんで、"誰か"には直実が当てはまりますね。

"雨上がり 虹がかかった空"というのは物語の最後らへんに直実と一行さんが新世界で虹を見るシーンにも掛かっているのかもしれません。

2番のサビの

遥か先へ進め 身勝手すぎる恋だと 世界が後ろから指差しても

という部分にもナオミが重なります。劇中のナオミの一行さんへの愛ゆえの行動は身勝手であり、直実やシステムにとって悪者です。

半信半疑で 世間体 気にしてばっかのイエスタデイ

という部分と

バイバイイエスタデイ ごめんね 名残惜しいけど行くよ

いつかの憧れと違う僕でも

ただ1人だけ 君だけ 守るための強さを 何よりも望んでいた

この手に今

という部分から、"イエスタデイ"は昔の自分、つまり直実を表しているのではないかと思います。(昔の自分を含めて昨日や過去という意味かもしれないけど)

"名残惜しいけど行くよ"という部分は、世界の為に自分が消えることを選んだ場面のナオミを表しているのかもしれません。

ナオミの行動は直実の憧れとはおそらく違うものでしょう。

一行さんを守るための強さをこの手に、と考えるとグッドデザインのこととも重なるし、ナオミが研究してきた技術のことかもしれません。

ただ、この先の歌詞は直実のことではないかと思います。

遥か先へ進め 幼すぎる恋だと

世界が後ろから指差しても

迷わずに進め 進め 2人だけの宇宙へと

ポケットの中で震えたこの手で今君を連れ出して

全部ナオミのことを歌っていると思っていましたが、改めて読んでみると"2人だけの宇宙"というのは新世界のことかもしれないと思いました。

2番に出てきた"身勝手すぎる恋"と、ここの"幼すぎる恋"の対比的にも直実のことかなと思います。

そして

未来の僕は知らない

という部分がさらに直実のことじゃないかと考える根拠になりました。

最後の

虹の先へ

というところも新世界の直実と一行さんの場面に重なりました。

映画でこの曲が流れる場面というよりも、映画全体の内容についての歌詞だと思います。

あと、めっちゃ良いMADがあったのでコチラもどうぞ。

 

2曲目は NulbarichLost Game です

めっちゃ良いところで流れるんですよね。

この映画で1番泣けるところといえばここかなと思います。

この曲の歌詞もナオミの心情を表しているのだろうと思います。

1番のAメロから"運命は不条理"とか"たとえどうもがいても世界は笑うだろう"とか、苦労の末に一行さんを取り戻せなかったナオミの悲しい部分に重なります。

Tell me why いつも先回りしてこの手を 広げて待ってても

You fall out of my hand you always fall out of my hand

届きそうで届かない

崩れ落ちてくmy world

I can't touch you again

Bメロでさらにだめ押ししていてもう泣きそうになります…

そしてサビ。

Just a little more time stay along

まだ帰れないよ alone alone alone

ねぇもうこれ以上 何もできない I'm tired

この世界の果てまで let go…

これは消えることを選んだナオミの心情でしょうか。"もうこれ以上何もできない"というのは直実や世界のためにできることが無いというあの状況のことじゃないかと思います。

"この世界の果てまで let go"というのは自分を消すように直実に頼んだところを想起しました。

ちなみにこの曲の最後は

その世界の果てでまた…

なのですが、また…の続きは一行さんに会いたいとかそういうことかなと想像するととても切ないです。

 

3曲目は OKAMOTO'S新世界 です。

新世界

新世界

  • provided courtesy of iTunes

この曲がこの映画のED主題歌です。この映画は壮大なラブストーリーだと思うんですが、この曲も壮大なラブソングだなと感じました。

OKAMOTO'Sにしては珍しくストリングスが目立つアレンジですが、それがこの映画には合っていると思います。

サントラにもオカモトショウ&オカモトコウキ名義の曲でピアノと弦の曲があったりして、こんな引き出しも持っていたのかと驚きました。結構ストリングスの曲多めでした。

というかサントラなので逆にいつものOKAMOTO'Sらしい曲は無かったです(笑)

そしてこの曲ですが、どんでん返しのラストからこのEDに入るので、すごく印象的でした。

サビの歌詞が好きです。

何度でも何度でも 書き殴ったノートのページめくって

まっさらなところへ 書き出した 僕らの 新しい世界

ノートというのが劇中の"最強マニュアル"を思い出させ、新しい世界になってからはもうノートには書かれていないことで、新しい日々に直実も一行さんも進んでいくんだと想像できます。

この曲は1番と2番で構成が少し違い、1番はAメロを2回ししてBメロに入っていきますが、2番はAメロ(メロディーは1番のAメロの変化形)が1回しでBメロに入ります。

この曲Bメロの後にCメロが入ると考えるかどうかは人によって分かれると思いますが、入るとすると、2番はCメロが長いです。ここも好きな部分です。

君の

愛に触れて 全部変わって そうしたら

もう元には 戻れなくて どうしてか

安心しちゃって 泣きじゃくって 今も

会いたくて 会いたくて 声を枯らしながら伝えた

愛してる

ここの歌詞がナオミのことかなと思えるし、サビに入る前にちょっと焦らす構成も好きなんですよね。

ラスサビの

いろんな色で 塗り潰した 星さえ ひとつない 黒い夜空も

壊すように 光さして もう一度 真っ白く 塗り替えるから

 

新しい世界 いつの日も その手を 握ろう

という部分も映画のスケール感がありますが、

結局望んでいることは何気ないことというか、一行さんと直実が一緒にいられることなんだよなと思いました。

ちなみにこの歌詞の後のアウトロもかなり好きです。ギターがカッコいい。

 

映画をたくさん観るタイプではないのですが、久しぶりに映画を観てこんなに感動したので誰かに言いたい気持ちがあって記事にしました。

曲のことを書くブログなので、音楽に絡めて書ければと思ったのですが、過去一書くのが難しかったです(笑)

書きたいことを上手く書けなくてもどかしいし、多分伝わってないと思いますが、読んでくれた方ありがとうございます。

とにかく「HELLO WORLD」面白い映画でした!

モーニング娘。爆速キラーチューン

アップテンポならいいってわけじゃないことは分かってるんですよ。

でもやっぱりテンポ速いとテンション上がりませんか?

ということで今回は今のモーニング娘。のアップテンポなライブのキラーチューンについて書いていきます。

 

1曲目は What is LOVE? です。

めちゃくちゃ盛り上がる鉄板曲。まーちゃんの煽りが年々進化している気がします。

タタタタータ、タタタタータというリズムが細かくて速い。

当時僕はあまりEDMの良さが分かっていなかったんですが、そんな僕でさえ一聴してこの曲はカッコいいと思いました。

まずイントロから既にカッコいいですよね。イヤホンで聴いていると音が左右を行ったり来たりするのも面白いです。

僕が好きなのはBメロのコーラスです。

そして"What do you want? Is it necessary?"→パン!からサビに入る流れもめちゃくちゃアガります。

でもやっぱりこの曲の盛り上がる要因はリズムとテンポだと思います。

シャッフルビートで跳ねる軽快なリズムが、タンカタンカタンカタンカというお祭りビートにも聴こえて高揚感を感じさせます。

楽しそうな祭りがあれば 行ってみたいけれど

他人が遊んでる内に 働く勇気

という歌詞はつんく♂さんがメンバーに向けて言っているのかなと思ったり。知らんけど。

 

2曲目は I surrender 愛されど愛 です。

「What is LOVE?」がライブのキラーチューンとして定着して5年経つし、新しいライブの定番曲が欲しいと思っていた頃にこの曲がリリースされました。

奇しくも愛についての曲でMVがライブ映像という。

初めて聴いたときからこれだと思いました。ロッキンでこれで爆上げしてほしいと。

実際ロッキンではセトリの時間ギリギリだったけどメンバーがお願いしてこの曲を入れてもらったらしいです。GJ!

エレキの音が目立つサウンドで、めちゃめちゃ速い。

ただ、間奏ではリズムの取り方が大きくなって短い曲ながら緩急があります。

間奏後の落ちサビの二本のギターがハモっているのがフレーズもメタル感があってカッコいいです。

そしてあかねちんの見せ場のありえないパンチのところも適材適所という感じがします。

この曲はメロディーもつんく♂さんらしい休符が細かく入ってくるリズミカルなものになっていますね。

しかも"I surrender"と"愛されど愛"で韻を踏むのがそもそもスゴいと思います。"愛されど愛"って常人にはなかなか出てこないフレーズ…

 

今回は今のモーニング娘。のライブで盛り上がるアップチューンについて書きました。

やっぱりアップテンポは良いですね。

定期的にライブのキラーチューンが生まれるのはとても良いことだと思います。

あとは世間に届くヒット曲が出ればさらに嬉しいですが。

モーニング娘。'20は1月にシングルを出して以来リリースが無いですが、新曲が聴きたい…!

さすがにもう一回くらいは今年のリリースがあると信じたいです。

 

夏焼雅の声が好き

かわいいアイドルってこの世にたくさんいますよね。自分好みのビジュアルの人を推しているアイドルオタクの方は大勢いらっしゃるでしょう。

しかし、僕が推しを決める基準は顔では無いのです。(いや、ちょっとは関係あるかもしれないけど)

では何かというと声質です!!

自分好みの声をしたアイドルを推すことにしています。

僕の中で最強の声のアイドルトップ3が存在しており、その3人とは松浦亜弥藤本美貴、そして夏焼雅です。

今回は本日誕生日を迎える雅ちゃんについて書いていきます。

 

今回の1曲目は 愛の園 ~Touch My Heart!~ です。

モーニング娘。おとめ組の曲をハロコンでカバーしたときの動画です。

このパフォーマンスは素晴らしいですよね。グループの曲を1人で歌うと物足りなさが出てしまうことがありますが、ステージを広く使った堂々たるパフォーマンスとオーラでステージを独り占めしています。

メンバーカラーの紫の衣装がめちゃくちゃ似合っていて、スタイルの良さとダンスのキレやしなやかさもスゴいです。

なんといっても歌声!

力強くてカッコいいんだけど艶っぽくてセクシーでこの曲にすごく合っています。

雅ちゃんの声はどんな曲にも合う印象があります。もちろん本人の声の出し方とか曲によって変えているのかもしれませんが、声の個性が生きたままその曲にフィットしている感じがします。

対照的なのはももちだと思います。ももちはカッコいい曲とかわいい曲で露骨に声を変えてきます。

どちらもいろんな曲に対応できるのは共通していますし、だからこそBerryz工房の曲調はあんなにも幅広いのではないかとも思います。

 

2曲目は 行くZYX! FLY HIGH です。

ZYXの曲をハロコンでカバーしたときの動画です。

リズム感が良い二人で息ぴったりです。階段降りる速さもシンクロしてて凄い。

鋭い声の鞘師と意外と良いコンビネーションを発揮しています。

雅ちゃんは誰と歌ってもユニゾンが綺麗に聴こえる気がします。色々なユニットに選ばれるのはそれが理由としてあるのではないかと思います。

途中のフェイクもカッコいいです。Berryz工房の曲でもフェイクは梨沙子ではなく雅ちゃんのイメージが強いかも。(「ああ、夜が明ける」とか)力強く伸びやかで綺麗なのが良いですよね。

ちなみに鞘師は雅ちゃんの鎖骨が大好きだとラジオで言ってました。確かにデコルテ綺麗です。(僕は太ももが好き。鞘師の太ももも好き。)

 

3曲目は ガキ大将 です。

この曲はBerryz工房の「VERY BEAUTY」のカップリングで、僕が大好きな曲です。

このときの雅ちゃんは喉の調子があまり良くないみたいですが、それでもなお声が良い。

カッコいい曲を歌うときの雅ちゃんの芯のある感じの歌声も凄く好きです。

リズムが安定しているのでスッと入って来る感じがします。

この曲の曲調やリズミカルな感じが雅ちゃんに合っているなと思います。

ちなみにこのときは原曲よりキーを半音下げて歌っています。

原曲をレコーディングした頃から成長したのと、キー下げもあってか艶っぽくてセクシーな感じにもなっていて素敵です。

 

4曲目は ソラシド~ねえねえ~ です。

この曲はBuono!の曲で、赤い公園津野米咲が作詞作曲をした曲です。

ちなみにこれはレコーディングの映像です。

この頃の雅ちゃんBerryz工房が活動休止してしばらくブランクがありましたが、凄く綺麗な歌声で聴いてて落ち着きます。

1曲の中にも力強い部分とかわいい部分があって、色々堪能出来てお得な曲ですね。

そしてこの動画を選んだ1番の理由は"ねえねえ"のウィスパーボイスがめっちゃ良いから!

イヤホンで聴いているとすごく癒しの効果があります。疲労回復、滋養強壮、無病息災、安産祈願。 ※個人の意見です

是非とも雅ちゃんにASMRをやってほしいですね。

 

僕が好きな声のアイドルに共通するのは、綺麗でよく通る艶のある声だということです。

あとは歌唱力もある方がより好きになります。

雅ちゃんはそれに加えて華やかで可愛くてスタイル良くて明るくて、ちょっとおバカ(笑)アイドルの才能があると思います。

声に関しては本当に国宝級だと思います。

これからも喉を大切に歌い続けてほしいし、なによりBerryz工房活動休止後も歌う道を選んでくれて感謝しています。

雅ちゃんが歌い続けてくれる世界に生まれて最高!

YUIのCメロが好き

夏らしい気候になってきましたね。皆様如何お過ごしでしょうか。

何故今YUIなのか、というと僕は夏にはYUIのアルバム「HOLIDAYS IN THE SUN」を聴きたくなるんです。

で、YUIの曲でCメロが好きな曲がたくさんあるなと思って記事にしようと思いました。

 

1曲目は Love is all です。

この曲は「I LOVED YESTERDAY」に収録されています。

YUI自身の葛藤が垣間見える生々しい歌詞も気になりますが(内容的にこの記事で扱うのに憚られる思いもあった)、シンプルにメロディーが好きです。

一見激しい曲ではないと思いきや、サビはかなりエモーショナルでコード進行とか全体的にロックでカッコいいです。渋さも感じる。

最初聴いたときはそこまで刺さらなかったんですが、だんだん好きになっていきました。

そして1番好きなのがCメロです。"言われっ放し"のところからの部分です。

この曲はサビのロングトーンを始め、音符の長さ長めですがCメロは符割りが細かくなって曲のアクセントになっていると感じます。

このCメロのコード進行もめちゃくちゃカッコよくて好きです。

 

2曲目は Skyline です。

この曲は「Good-bye days」のカップリングです。映画「タイヨウのうた」のために作られ、歌詞の内容も映画の主人公とリンクしています。

初めて聴いたのが映画の路上ライブのシーンでした。最初は一人でギター弾き語りで、演奏している内にバンドが集まって一緒に演奏する演出にワクワクした記憶があります。

爽やかな曲ですが、Cメロはカッコいい感じです。そのギャップにやられました。

映画版の半アコースティックバージョンよりCD音源の方がバンドの音が入っている分力強くてギャップが大きいです。

この曲のエレキギターのパートはシンプルで、アコギのバッキングを飾る感じになっています。そしてベースラインは意外と動きます。

Cメロではエレキもベースもアコギと同じ動きをしているので力強く感じられるんだと思います。

 

3曲目は es.car です。

Cメロが分かる動画が無かったので、YUIのかわいい振りVで許してください…

この曲は「HOLIDAYS IN THE SUN」に収録されています。

江ノ島が舞台でタイトルは江ノ島エスカーから。

夏のお出かけソングって感じで(デート…ってまだ言い切れない距離感ですよね)聴いててワクワクします。江ノ島行ってみたい。

歌詞の主人公と一緒に江ノ島に行った"あなた"とはどうなったのかとかも気になりますが、やはりCメロが好き!

暗い曲では無いですが、調はマイナーです。ストリングスの音が目立つ曲です。

YUIの曲にしては珍しい気がするピアノの間奏が明けてCメロに入ります。

Cメロは調が変わって明るくなるんですが、これが好きなんです。

歌詞と相まってひらけた感じがして爽快感があります。

 

今回はYUIのCメロが好きな曲についてでした。

YUIのCメロはそれまでのメロディーの変化形とかではなく新しいメロディーが来るので、曲調の変化とかが楽しめるという発見がありました。

「Good-bye days」のCメロも好きだけど選曲としてはベタかなと思って今回書きませんでした。

パッと思い付いた3曲を取り上げましたが、他にもあるかも。

でもCメロ縛りで記事が書けるアーティストは僕の中ではYUIだけなのではないかと思います。