ハロプロ胸キュンソング
アイドルソングといえばかわいい曲という概念はもう古いのでしょうか?
昨今のアイドルはBiSHや欅坂46みたいなカッコいいパフォーマンスが注目されますよね。
ハロプロもクールハローとか言い出してから随分経ちますが、つんく♂さんが総合プロデューサーを退くまではシングルは基本的にカッコいい系になっていきましたね。(もっと注目されてほしいですね)
ただ某掲示板でも言われていますが、つんく♂さんの作るJC、JKのかわいい恋愛ソングは天才的なんですよ。
ということで今回はハロプロの胸キュンソングを3曲選んだのでそれについて書いていきます。
1曲目は 鞘師里保・鈴木香音・佐藤優樹・工藤遥・小田さくら の いつもとおんなじ制服で です。
歌詞はコチラ
モーニング娘。のユニット曲で、「ブレインストーミング / 君さえ居れば何も要らない」のカップリング曲です。
いつものあの駅集合で 本日デートの予定なり
という歌詞は初めて聴いたときから引っ掛かりました。それまで等身大なJCやJKの感じの歌詞なのに急に"なり"って(笑)
ちなみに後の歌詞の
いつもとおんなじ制服で それでもキチンと身だしなみ
と韻を踏んでいます。
そして2番では
いつものコンビニちょっと寄って 新型リップ購入なり
という歌詞です。ここでも"なり"に気を取られてしまいがちですが、"新型リップ"という表現なかなか聞かないですよね(笑)
ツッコミはこの辺にして、この曲きゅんきゅんしませんか?
"恋の一年生" って表現かわいいですよね。"ほっぺにチューしたい" というところとか、ほっぺってのが一年生ならではなんですかね。
"恋ってこんなにもキュンキュンってくるんだね" って部分もピュアさがあって良いです。
"気づかれなくっても 毎回 オシャレしてるもん"とかホント健気。リップとか携帯アイロンとか、この女の子が身だしなみに気を遣っていることが自然に描写されているのがつんく♂さんの凄いところですね。
歌詞に関してはラスサビはさらに強いですね。優勝です。
おださくの声と"ゆーっ↑しょくまでのじーっかんー"という部分の歌い方、そして続くどぅーの声も好きです。
鞘師のこの曲最後のフレーズもかわいいです。普段キレキレなパフォーマンスをしているからギャップがありますね。
まだ子供声のまーちゃんもすごく曲に合っています。
ズッキもいい声。ただこの曲だとあまり見せ場が無いですね…。
歌詞はコチラ
この曲はスマイレージのインディーズデビュー曲で、あやちょ卒業公演でソロで歌っていた印象が強い人もいると思います。
タイトル通りあまのじゃくな女の子が主人公です。
1番も2番も "君のことなど興味ない" で始まりますが、その割りに"君"のことをよく知っていてこの女の子はなんでこんなにひねくれているのかと思っていると、ラスサビの歌詞でその理由が発覚します。
(知らない人の為にネタバレは避けます。)
今回の記事で紹介する曲は全てストーリー性があるものですが、この曲は展開の仕方が小説みたいです。最後に全部明かされる、みたいな。叙述トリック的な。
結局この女の子の本心は全部この歌詞の真逆のことだと思います。
ただ、一ヶ所だけ違う部分があります。
遊園地に誘われても 生徒会で 一緒だから 一度くらいいいけど
ここだけちょっと気持ちが出ちゃってるんです。
本当は行きたいところをこういう言い方しているので、これでも素直ではないですが。
このツンとデレの配分凄いですよね。全部突っぱねててここだけほんの少しデレてるという。
"嘘泣きしてあげるから" という部分も本当の涙の言い訳を先にしていて、切ない…。
しかしMVを見ても4人スマイレージは最初から完成していたなと思います。
今ではハロプロは研修生で実力を着けてからデビューすることがほとんどですが、それでもデビューした後に数年活動して完成し、その後深みを増していくのが普通です。
4スマはハロプロエッグ出身でデビュー後もますます伸びていきますが、こんなに諸々のバランス感が安定した状態でデビューするグループってハロプロには後にも先にもいない気がします。
3曲目は Berryz工房 の さぼり です。
歌詞はコチラ
この曲についてはいつ書こうかとずっとタイミングを見ていて、ようやく書けるので喜びもひとしおです。
名盤「第2成長期」に収録され、現在でも多くのハロメンがバースデーイベントで歌っている大名曲ですね。
一緒に塾に通っている男女の甘酸っぱい恋の歌です。全部最高だけどこの曲は特に2番が良いです。
2番では珍しく「塾さぼろう」と男の子が言って、二人はたこ焼き屋さんへ。
二人で何をするでもなくただ漫画を読むだけなんだけど、女の子は男の子の漫画を読む横顔をいっぱい見てこう思います。
すごいデートだわ
いや、それデートか?とかつっこむのは野暮ですね。
その次からサビです。
おうちに帰ったら 「サボった」のきっとばれるな…
たこ焼きとソースと初恋のにおいで
それでもいいんです 今一緒だもん二人だもん
チラチラ顔見てる素敵な横顔を
スゴくないですか!?この歌詞!!"たこ焼きとソースと初恋のにおい" ですって!!
このパンチラインにやられた人はかなり多いと思います。
特に何をしなくても、一緒にいるだけでデートなんですよこの子には。
サボったのがばれたって今幸せだからいいんだっていう青春感。
「さぼり」という変わったタイトルからこんな胸キュンソングはなかなか想像できませんよね(笑)
そもそもこの曲はキラキラしたイントロから
無言が続くけど このままのまんまでいいの
夜風につつまれて あなたとわたしだけ
という歌い出しでどんな内容なんだろうと掴まれます。
ラスサビで同じ歌詞が再び登場しますが、そのときにはこの歌詞が塾帰りの状況だと分かります。(ラスサビと冒頭は同じ時間軸なのか気になりますね。違うとすると冒頭は塾帰り、ラスサビはたこ焼き屋帰りですね。)
なんかこの曲の構成もちょっと小説っぽいな。
今回は公式のライブ動画を貼りました。これは初期の頃の映像ですが、いつからか間奏で「けんけんぱ!」とコールするようになりました。
興味があればYouTube等の他の動画で見てみてください。
今回はハロプロの胸キュンソングを3曲紹介しました。
結局僕がなんと書こうが、この歌詞の魅力は伝えきれないなと思いました(笑)
それにしてもつんく♂さんは本当に天才ですね。
こんなに等身大の少女の恋を男性が書けるのってすごいと思います。いや、僕も少女だった時代が無いので等身大なのかは分からないですが。
でもハロプロのほとんどの曲が女性視点で、女性からの共感を呼んでいるのも近年ハロヲタに女性が増えている理由の一つだと思います。
今回紹介した他にもかわいい恋愛ソングはたくさんあるので、また気が向いたら記事にしたいと思います。
どれだけアイドルソングが多様化しても、やはりかわいい曲は王道ですね。
モーニング娘。 珠玉のバラードソング
モーニング娘。の曲というとどんなイメージですか?
黄金期の印象が強い人は明るい曲、盛り上がる曲というイメージで、プラチナ期の印象が強い人は歌謡曲とか辛気臭いイメージ、最近の曲を知っている人はカッコいいEDMのイメージ、といった感じかなと勝手に思っています。
実はアルバムやカップリングを聴いてみるとかなり曲のバリエーションが多いんですよね。ハロプロの全ユニットに言えることですが。
最近はカップリングが無くなって、アルバムもなかなか出なくなってしまったので残念です。
それはさておき、今回はモーニング娘。のバラードの中で僕が好きな曲を紹介したいと思います。
バラードは歌詞にも意識が行きやすいと個人的に思うので歌詞へのリンクも貼りました。
1曲目は 声 です。
歌詞はコチラ
この曲はアルバム「愛の第6感」に収録されています。
数年前にフクちゃん、くどぅー、おださくで歌っていましたがそれもかなり良かったです。
何気ない日常を描いた素朴な歌詞が、優しくて少し切ない素朴なメロディーに乗っているのでじわじわと好きになった曲です。
歌詞の内容を簡単に要約すると
"1番では彼の声のことを歌っていて、2番ではそんな彼の声が聞きたくて電話する約束したけど寝てて…だけど何度も着信が入っていて愛を感じた"
という感じです。
2番へのフリとして1番の内容があるのかもしれないけど、この主人公は彼の声が好きというのもあるのかなと思います。
僕としてはこの曲はイントロの1音目から優しいベースの音が印象的です。意外と動くのでつい耳で追ってしまいます。
ハロプロの曲はリズムは打ち込みが多く、ロック調の曲だけ生ドラムだったりしますが、この曲は珍しくバラードで生ドラムです。
なのでバックの音を聴いているとバンドならではのエモさもあって良いんですよね。
しっとりした入りでそのまま最後まで行くかと思いきや徐々に盛り上がっていきます。
ラスサビの"何時になっても起きるから"の直後のエレピのフレーズがかなり好みです。音色も、この音が入っていたらその曲好きになるレベルで好きな音です。
2曲目は 雨の降らない星では愛せないだろう? です。
歌詞はコチラ
さっきとはスケールの大きな曲です。アルバム「プラチナ9DISC」に収録されています。
中孝介が高橋愛をフィーチャリングアーティストに迎えてカバーしたほどの名曲です。
僕は梅雨の時期になると特によく聴いている気がします。雨は嫌だけどこの曲を思い出すと少し気も穏やかになるというか。
この曲はまずメロディーがすごく良いです。口ずさみたくなる感じ。
ソロパートで回していくのではなく、ユニゾンで歌うのがスケール感が出て良いなと思います。
ドラムの音が入っていますが、これは打ち込みです。
こんなにドラム感のある打ち込みはハロプロでは珍しいような気がします。
もっとパーカッションの音とかが入っていたりEDM感のある打ち込みが多いイメージです。
中国人メンバーのジュンジュンとリンリンがいたので中国語パートがラスサビにあって、この曲のスケールを大きく説得力(?)を強くしている気がします。
ちなみに「10 MY ME」というアルバムにはこの曲の中国語バージョンが収録されています。
家族、恋人、地球などあらゆるものへの愛を歌った壮大なラブソングだと思います。
聴いていてこんなに優しい気持ちになれる曲もなかなか無いと僕は思います。
3曲目は Be Alive です。
歌詞はコチラ
アルバム「13カラフルキャラクター」に収録されています。
おださくがオーディションで歌っていたのが印象に残っているファンも多いと思います。
この曲は途中でテンポアップしますが、つんく♂さんがアップテンポにするか悩んだ末にこうなったらしいです。
アップテンポになるのでバラードのイメージが無い人もいるかもしれません。今回扱うか迷いましたが、記事を明るく締めるのがいいかなと思って選びました。
この曲もスケールの大きい曲で、スケールの大きい歌詞に負けないメロディーの壮大さを感じます。
僕はこの曲の最初の田中れいなのソロパートが好きです。
れいなのイメージ的にこういう曲が合うとは思っていなかったんですが、伊達にキャリアを重ねていないというか、堂々と歌い上げていて流石だと思いました。ビブラートが伸びやかで素晴らしいです。
有名は孤独の裏返し さあ 目指すなら最上の 栄光とプライドだな
という歌詞は初めて聴いたときから印象に残りました。
つんく♂さんが書く詞にはたまにメンバーへのメッセージなんじゃないかというものがあって、これもそうかもしれないと思います。
スケールの大きな歌詞に思えて、身近で人々に寄り添っているような歌詞がつんく♂さんの詞の独特なところで、ミクロからマクロへとスケールアップする様がこの曲にも見て取れます。
1番2番共にAメロは日々の暮らしの中の感情を歌って、Bメロは世の中の真理みたいなことをズバッと言っていて、サビでは"星"とか"時代"とか壮大な話になっています。
いつか笑いの絶えない 自由な時代が 嫌なことなど 吹き飛ばすさ
君を悲しくさせない時代
という歌詞が好きで、人によっては大げさに聴こえる歌詞かもしれませんがすごく優しい歌詞だと思います。
この曲は特に2番の歌詞に力を貰えます。
最新はもう最新じゃない さあ 悔やんでも仕方ない 生きてるって素晴らしいんだ
という部分に2番のメッセージが詰まっている気がします。
時間はどんどん過ぎていくものなので、後悔してる暇がもったいないという「青春Night」と共通したメッセージなんじゃないかと思います。
今回はモーニング娘。のバラード曲についてでした。
バラードというジャンル分けが難しく選曲に迷いましたが、つんく♂さんがバラードだと思って作ってなさそうな曲は外しました。
「I WISH」とか「愛あらばIT'S ALL RIGHT」とかバラードっていう人もいますが多分つんく♂さんはそうは思ってないと思うし、僕も違うと思ったので選びませんでした。
バラードの定義ってなんなんでしょうね。色々聴いているとアップテンポじゃなきゃ全部バラードのような気にもなってきて混乱しました(笑)
娘。以外にもハロプロにバラードの名曲はたくさんありますし、ハロプロ以外にも好きなバラード曲は色々あるのでまた記事にしたいと思います。
まあ基本はアップテンポが好きだけど(笑)
烈車戦隊トッキュウジャー
最近、小林靖子脚本の作品を見漁っています。
心がゴリッゴリに削られます。(観たことある人には分かるでしょう)
先日トッキュウジャーを全話見直しました。泣きました。
靖子にゃんの脚本の中ではそこまで好きな作品ではなかったですが、ちゃんと全部観るとシリアス回にガッツリ過酷な展開でしっかり心を折りに来るところは大好きです(笑)
最後4話くらい視聴者から闇を生み出そうとしているのではと思うぐらい怒涛でしたね。
そんなトッキュウジャーの曲が僕は好きなので、今回はチョイスして書いていきます。
1曲目はOP主題歌 伊勢大貴 の 烈車戦隊トッキュウジャー です。
戦隊OPの中でも屈指のテンポの速さで疾走感がある曲です。
とにかくメロディーがよくてノリもいい曲なので大好きです。
ドラムを叩いているのが手数姫こと川口千里さんです。本人による叩いてみたはコチラ
(ハロヲタ的にはこぶしファクトリーの「Come with me」を叩いている人ですね。)
この曲は2番のAメロのドラムがカッコいいんですよね。1番とは違うので是非聴き比べてみてください。
原曲はタンバリンの主張が激しいので、叩いてみたの方がドラムが聴きやすいかも。
リズムでいえば、サビの2回し目の全員のリズムが"ダッダッダッダッ"と揃うところはテンションが上がるポイントです。
そしてこの曲はなんといってもギターソロが超絶速弾きで凄いです。
そもそも特撮ソングは速弾きが多いですが、この曲は元のテンポから速いのでとんでもない速さになっています。
ギターソロ前半はメロディアスに、後半は畳み掛けるような速弾きという構成です。
そこから一旦落ち着いてBメロが来るんですが、ここが1番2番とは違って泣きメロっぽく聴こえるんですよね。
かと思いきやロングトーンからのラスサビで一気に盛り上がって終わるのが最高!
2曲目は 伊勢大貴 の GO!GO!トッキュウジャー です。
この曲は戦闘中に掛かる挿入歌です。
クールでスピード感もあってカッコよくて好きです。
この曲のように、トッキュウジャーの曲は合いの手がたくさん入る曲が多い気がします。
トッキュウジャーは描いているテーマに沿っているからかポップで明るい曲が多い印象ですが、この曲は熱さもあってテンションが上がる曲です。
イントロのリフが仮面ライダー電王の変身待機音に似ている気がしますが、どちらも列車の接近メロディーまたは発車メロディーを意識した感じなのかなと思ったり。音色もそんな感じがしませんか?
この曲ではこのリフがちょいちょい出てきます。改めて聴いて気付きましたが、アウトロではこのリフ、ちょっと音が上がった変化バージョンで出てきますね。
3曲目は 岩崎貴文 の 夢限∞イマジネーション です。
この曲はトッキュウジャーらしくポップで合いの手もたくさん入っている曲です。
戦闘中に掛かる挿入歌でした。
歌っている岩崎さんが曲も作っていますが、岩崎さんといえば「魔法戦隊マジレンジャー」をはじめ、「爆竜戦隊アバレンジャー」などポップで明るい曲をたくさん作っています。
昨年、氷川きよしの「限界突破×サバイバー」でレコード大賞の作曲賞を受賞されています。
この曲はサウンド的にはピアノの音が印象的です。
トッキュウジャーの曲はギターサウンドが意外と多い気がするので、この曲は特に爽やかな感じがします。
太いギターの音が入ってはいますがバッキングであり、目立っているのがピアノなんですよね。
ブラスの音も入っていますが、何にも負けないピアノの存在感。間奏の部分とかカッコいいですね。
そしてこの曲はサビでリズムが裏になるのが好きな部分です。何気にスカ好きなので。
落ちサビから最後転調するのも好きで、そこでリズムの刻み方が倍になるのでテンションも倍増です。
4曲目は Project.R の ビュンビュン!トッキュウジャー です。
この曲はEDテーマでした。
といってもミニコーナーでサビだけ流れて次回予告でインストが流れるという程度です。もったいない!いい曲なのに!
歌っているのはデカレンジャーOP等のサイキックラバー YOFFYとゲキレンジャーOP等の谷本貴義とキョウリュウジャーOP等の鎌田章吾の3人です。
しかし、声が似すぎててイマイチ聞き分けられません(笑)
だからこそハモりの相性はめちゃくちゃ良いですね。
明るく前向きで朝にぴったりな曲なので、僕は朝起きて一番にこの曲を聴いてやる気を出したりしていました。
心モヤモヤしてる朝でも 気分を乗り換え! 出発進行
という歌詞が特に好きです。
出だしの"プァーーーーーー"も目を覚ますのに丁度いいです。
この曲もスカ調でノリの良いリズムが楽しいですね。
ホーンも派手で良いですが、この曲もOPと同じくギターソロが速弾きです。
ただ、OPを聴いた後だとそんなに速くない気がしてきますね(笑)
この曲の間奏はホーン隊のパートからギターソロに連結しているので割りと長いですね。
ギターソロ終盤からのドラムがカッコよくて好きです。
戦隊の主題歌、挿入歌、サントラはその戦隊のイメージに合わせてサウンドの方向性が決まっています。
ルパパトはジャズ、キョウリュウはサンバ(ラテン系)ゴーバスはエレクトロ系、シンケンは和風な曲が多い、といった感じで。
トッキュウはポップな曲が多く、僕はポップで明るい曲は好きなので今回は好きなものを紹介しました。
靖子にゃんは販促が無い敵側のドラマを自由に書くので、敵キャラのファンも少なからずいるでしょう。
シャドーラインのファンの方はキャラソンを聴いてみるのもいいと思います。
チケット君やワゴンさんのキャラソンもあるので、レインボーラインのファンの方も是非。
最高MUSIC!最高Buono!
明日22日に伝説のBuono!ラストライブの映像がYouTubeで無料配信されるということで、Buono!についての記事です。
いずれ書こうと思っていましたが、いい機会なので配信に間に合うように急いで書きました。
まずはBuono!というユニットについて簡単に説明します。
Buono!はハロプロのユニットでBerryz工房から嗣永桃子、夏焼雅が、℃-uteから鈴木愛理が選抜されて結成しました。
いわゆる派生ユニットで、始めはアニメ「しゅごキャラ」の主題歌を歌うユニットとしての結成でした。
ロックがコンセプトで、往年の海外ロックバンドのオマージュがちょいちょいあるのが面白いところです。
1曲目は ロッタラ ロッタラ です。
この曲のタイトルはレッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love」(邦題:胸いっぱいの愛を)から来ています。
サビに"胸いっぱいの愛を"という歌詞が入っている他、間奏にリフが使われていたりしてオマージュ元を知っているといろいろ気付くことがあると思います。
2番の直前のフレーズはレッド・ツェッペリンの「Black Dog」のオマージュで、2番の2回し目のももちが歌っているパートの裏ではレッド・ツェッペリンの「Stairway to Heaven」のオマージュが。
キャッチーなアイドルソングでロックのオマージュを自然に入れ込むあたり流石ハロプロ。(ハロプロにはオマージュがBuono!以外でも多い)
しかしそんなこと知らなくても普通に全然いい曲です。
明るくてキャッチーなメロディーに切ない歌詞が乗っていて最高です。
サビ前のギターのフレーズが左右のチャンネルを行ったり来たりするのが面白いところです。
歌詞もなかなかグッと来るんです。
誰かが言った
「幸せになるために生まれ、そして誰かを幸せにするため生きていくんだ」
という部分がすごく好きです。
最初は"2人感じたシアワセ"という歌詞から幸せな歌だと思っていたんですが、2番の歌詞も見てみるとそうじゃないことが分かります。
是非歌詞全体読んでみてください。なかなか切ない…。
2曲目は 初恋サイダー です。
この曲は僕がBuono!で一番最初に聴いた曲だったと思います。
Berryz工房にハマった僕がこの曲のMVの愛理の可愛さに心を奪われて、Buono!と℃-uteにも興味を持つようになりました。
ハロコンやハロメンのBDイベントで今でもよく歌われていますし、地下アイドルがめちゃくちゃカバーしているらしいです。
Buono!の代表曲といえる1曲だと思います。
愛理の堂々とした歌い出し、雅ちゃんのキラキラしつつ力強いサビ、ももちの伸びやかな落ちサビなど各メンバーに見せ場があります。
改めて3人とも歌が上手いですね。流石ベリキューのエース。
愛理がハモりに回っているというのも凄いですよね。
別のユニットではバリバリのエースなのに。
一人一人の上手さもさることながら、それぞれの声の相性もよくて、ユニゾンもハモりも非常に綺麗で気持ちいいです。
歪んだギターサウンドが多いBuono!ですが、この曲はアコギとピアノの音が爽やかでまさにサイダーみたいです。
3曲目は We are Buono!~Buono!のテーマ です。
この曲は歌詞がすごく好きです。
今回の記事タイトルもこの曲の歌詞から取ったものです。
"最強MUSIC!最強Buono!"にするか迷いました(笑)
「アイドル」だってなめてんじゃねーぞ
ってこの3人が歌うからめちゃくちゃカッコいい。
最強のアイドルである3人が、生バンド連れてアイドルとして殴り込んでいく感じがしてまさに最強Buono!です。
間奏のところでメンバーの名前を呼んだり、Buono!って叫んだりするところも好きです。
最後に雅ちゃんがBuono~!って叫ぶところがかわいい。
シンセのフレーズやギターソロもロックロックしててカッコいいんですよね。
ロック全開Buono!
で曲を締めるのもカッコいいです。
Buono!の記事は今後も書きたいと思っています。
まだまだ書き足りないので(笑)
Buono!のラストライブの配信でおうち時間をさらに充実したものにしていきましょう!
ビタミンME
アプリが不具合で開けず、また久しぶりの更新になってしまいました。
まあ本当に更新したければweb版で書けるけど、行間のスペースとかが違うのが嫌だったので書いていませんでした。(という言い訳)
最近はコロナの影響で新曲が発売延期になっているアーティストも多いですね。
コロナ禍でなんだか世の中全体がネガティブになっている感じもしますが、今回は元気をもらえる曲です。
BEYOOOOONDS の ビタミンME という曲です!
KAGOMEのタイアップということで、ビタミンがテーマになっています。
ハロプロでビタミンの曲といえばミニモニ。の「ビタミン不足解消交響曲」という曲がありましたが、アルバム曲で知名度が低いからか、この曲を思い出す人は全然いないようです(笑)
この曲については以前取り上げたのでこちらから↓
で、ビタミンMEですが、すごくいい曲ですね!
明るくて、キャッチーでBEYOOOOONDSらしさも詰まっています。
BEYOOOOONDSはなるべく多くのメンバーに見せ場を作るようにしている感じの曲が多く、この曲もたくさんの見所があります。
冒頭の寸劇をはじめ、全体的には高瀬くるみんのセリフが多いですが、野菜ソムリエの資格持ちということでフィーチャーされているのでしょう。
セリフと言えば2番のサビ前のニシのセリフはズルいですね。一切照れずにやりきっていて、可愛い過ぎるぞぃ!
ももひめと美葉ちゃんのラップバトルも見所ですね。ももひめはみぃみと同じ最年少なのに多才で、人生何周目だよという感じさえします(笑)
間奏では今回もほのピアノが炸裂しています。このキーボードのフレーズ好きです。
間奏明け、みぃみのソロパートからの"ME ME(みぃみー)"コールでニコニコしているみぃみがかわいいです。
個人的にグループで最年少メンバーが甘やかされているのが好きなので、マルチビタミーンズVer.とかでノリノリでコールしているメンバーとか見ていると和みます。
(メンバーによるMV鑑賞会もおすすめ!)
この曲はメンバーによるコールがたくさん入っていますが、"要るんだぞ"とか"いないでしょ"とかかわいいですよね。
現場でも盛り上がる曲になるでしょうね!
王道の8ビートの明るい曲ではありますが、Bメロでは少し雰囲気変わってて面白いですね。ここもなかなかクセになる部分です(笑)
ベースがラスサビだけフレーズが少し違うところも好きなところです。"意味ないことなどないのだよ"の後の部分です。
1番や2番とは違い、音が上がるフレーズになっています。
ラスサビだと、みぃみソロの部分のブレイクとか、みぃみーコールの部分のギターのチョーキングとかも好きです。
歌詞も元気をもらえる感じで好きです。
さすが児玉雨子先生だなと思う歌詞ですよね。
靴底減り方 付き合う友達 ついつい偏りがちだけど
勉強 恋愛 遊びやバイトも バランス大事に ゆくしかない
とかビタミンに掛けた上手い歌詞だよなーと感心しました。
時間やいろいろ足りないよ 必要なものこそ足りないよ
とか
意味ないことなどないのだよ 誰しもひとりではないのだよ
とかこんな時だからこそより深く刺さる歌詞だと思います。
この曲はリリースの予定とか何もアナウンスされていませんが、そのうち何かあるでしょうね。
両A面かトリプルA面シングルになるのが妥当かなと思います。
このMVがYouTubeの急上昇に入っていて、新規ファンもじわじわ増えているようですし、未来が明るいグループだなと思います。
ハロプロの中では1番新しいグループですが、フレッシュなパワーと明るさでハローを引っ張っていってほしいです。
久々に書いたのでなんだか書き方を忘れてしまっていましたが、今後もぼちぼち書いていきます。
お久しぶりの更新
前回の更新からかなり間が空いてしまいました。
今回は2月末くらいからよく聴いている曲について書いていきます。
今まであまり聴かなかったアーティストや、少し聴いていたけどこのブログに書いたことがなかったアーティストに限定しました。
1曲目は SHE'S の Unforgive です。
ホームルームというドラマのOPで知りました。
今までSHE'Sの曲をちゃんと聴いたことはなかったのですが、綺麗な曲が多い印象だったので、この曲を聴いたときはこういう曲も作るんだと驚きました。
この曲で興味を持って他の曲も何曲か聴きましたが、やはり綺麗な曲が多かったです。
この曲は特にサビのメロディーや歌詞が好きです。
後悔も贖罪も要らない もう眠るまで許さない
という1サビと
崩壊と業火にも包まれようと私は気にしない
という2サビの歌詞がリズムよく韻を踏んでいて、なおかつインパクトがあって好きです。
サビの1回し目はしっとりと、2回し目から盛り上げてくる感じとか、2番ではアレンジが変わったりする展開の仕方も好みです。
2曲目は パスピエ の まだら です。
この曲はホームルームというドラマのEDです。
不協和音がたくさん使われていて、変な感じだけどクセになるみたいな。
それぞれのパートがそれぞれ少し気持ち悪いフレーズを弾いていて、それが重なって奇妙なバランスが出来上がっているのが面白いです。
僕が特に好きなのはアウトロです。
二段階になっていて、ラスサビと同じコード進行で進む一段目とイントロと同じメロディーが来る二段目があります。
一段目はギターがメインのメロディーで、4拍子だけど5音のフレーズを弾くので1拍ずつずれていくのですが、これが気持ち悪い(笑)
フジファブリックの「TAIFU」の2番のサビ前も同じようなずれるフレーズがあります。
しかし、こちらは1音ずつ上がるフレーズの繰り返しですが、「まだら」は半音ずつ下がる不気味なフレーズで、周りのパートも相まってさらに変な感じ。
からの二段目のイントロのフレーズに戻るので、知ってるフレーズが来る安心感(笑)
ここでメインがキーボードにチェンジします。
最初のフレーズで終わるのが綺麗にまとまっている感じがして好きです。
テンポ感とかフレーズとか気持ち悪いけど気持ちいいみたいな不思議な感覚になる曲です。
3曲目は JUJU の STAYIN' ALIVE です。
この曲はトップナイフというドラマの主題歌です。
父親がこのドラマを観ていて、テレビから流れてきたこの曲が気になりました。
EDMの時代で、ロックバンドのサウンドも打ち込みを多用したりダンスミュージック的な要素が流行している中で、こんなど真ん中のクラシックディスコな曲は逆に珍しいと思いました。アレンジャーは蔦谷好位置だそうです。
僕はこういうサウンド大好きです。というか結構みんな好きだと思います(笑)
星野源もディスコなサウンドの「SUN」で大ブレイクしましたし。
4曲目は aiko の 青空 です。
aikoのnew year CMで聴いたときから気になっていました。
年明けを実感出来るので実は毎年密かに楽しみにしてるんです。
この曲はメロディーも好きですが、バックトラックが好みです。
シンセの音色とかギターのカッティングとかファンキーな感じで非常に僕好みのサウンドです。
ベースも心地よいです。
歌い出し後や2番前の間奏とラスサビの頭の部分が特に好きです。
色々聴いてみても、やはりファンキーな曲は自分に深く刺さるなということを再確認しました。
ライブやイベントは出来ない状況の中、アーティストは配信でいろいろと娯楽を提供してくれていますし、これを機に普段聴かないアーティストについて知るのも良いのかもしれませんね。
1年が経ちました
本日でこのブログを開設してから1年になります。
当初の目標として1年は続けようと思ってやってきた訳ですが、更新頻度にムラがありつつもなんとか続きました。
飽きっぽい僕にはスゴいことです。
そしてまさか書きたいと思っていることが1年で全部書けないとは思いませんでした(笑)
まだまだ書きたいことがたくさんあります。
今回は改めてこのブログを開設した理由等について書いていきます。
最初に開設しようと思ったのは、ハロプロ楽曲について書いているコラムを読んだのがきっかけです。
こういうの自分も書きたい、自分の選曲で自分の感想とかを伝えたいと思いました。
なのでブログなんだけどコラムを連載しているつもりで書いています(笑)
好きなバンドやアーティストを伝えても、どういう音楽が好きなのかが分からないと言われることがよくある気がするんです。
好きな曲の好きなポイントを挙げることでなんとなく伝わればいいなというのもブログ開設の理由の一つです。
そして僕に"あなたへのおすすめ"を教えて貰えたら、という目的もあります。
段々と聴くアーティストが固定化されて、新たに好きになるバンドがいないという状態を脱却したかったんです。
その気持ちがあったからなのか、昨年は気になるバンドにいくつか出会いました。
ブログを書いている内に増えた目的もあり、それは僕が知ってる隠れた名曲を見つけてもらうことです。
なんの影響力も無いブログですが、アクセスしてくれた人に見つかってくれたら嬉しいです。
別に好きになれと言ってる訳ではないです。
曲を聴いてカッコいいとか可愛いとか思っても、それが必ずしも好きに繋がる訳ではないですからね。
気軽に記事を読んで曲を聴いてもらえたらと思います。
ということで、1年記念に自ら 赤いフリージア を贈りたいと思います。
メロン記念日の一番のヒット曲で、数々のハロメンにカバーされてきた曲です。
メロン記念日はセクシーな曲や力強いロックのイメージなので、こういうアイドルっぽい曲は珍しい気がします。
カッコいいワウギターやベースライン、つんく♂さんの声も入っていてファンキーなバックトラックとは裏腹にメロディーや歌詞はかわいいんですよね。
ハロプロにはファンキーな曲はたくさんありますが、こういうギャップのある曲はなかなか無いのでこの曲が未だに人気なのかなと思います。
今回はここまでです。
Googleのdiscoverから来てくれる人が多いみたいで、アクセス数が当初より増えていてありがたいです。
これからも好きな音楽についてただひたすら語っていきたいと思います。