ルパパトキャラクターソング
いよいよ昨日2月8日から「騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー」が劇場公開されました。
ハロヲタで特撮ヲタの僕は、あのルパパトの続きが見れるということで僕は楽しみにしています。レンタルで見る予定ですがw
ということで今回はルパパトのキャラクターソングについてです。
全体的な感想としてはルパパトはみんな割りと歌が上手いなと思いました。
シンケンジャーのキャラソンを聴いたときはおっ？という感じだったので(笑)
キャラソンアルバムの収録順に書いていきます。
- 1. ルパンレッド/夜野魁利(伊藤あさひ) 氷の世界
普通にいい曲です。（褒めてる）
キャラソンだけど普通のアーティストの曲としても通用するようなメロディーやサウンドだと思います。
本編でもシリアスな要素を担っていたルパンレンジャー側はキャラソンの内容もシリアスです。
歌詞にマッチした切なくて綺麗なメロディーも好きですが、この曲は何より歌詞が好きです。
魁利のひねくれた心の中をまっすぐに歌詞にしたような感じです。
憧れはちょっと大人になるとね ややこしくなるんだ
という部分をはじめとして、兄に対する気持ちがこの歌詞の主なテーマです。
変わり始めているこの心 今ならなんて話すのかな
(中略)
引き換えに差し出すものなんて 僕には無いと思ってたのに
気づけばこの手が握りしめていて それが今胸でくすぶってんだ
戦いの中でルパンレンジャーに芽生えた絆とか、パトレンジャーとの交流の中で起こった心の変化とかも歌詞から読み取れて非常にエモいです。
一部抜粋しましたが、ルパパト好きな人には是非全文読んでみてほしいです。
- 2. パトレン1号/朝加圭一郎(結木滉星) Keepin' Faith
聴いてて特捜戦隊デカレンジャーのOPを思い出しました。
警察の戦隊というのはもちろんですが、メロがマイナーで始まってサビでメジャーになるという展開が2曲に共通しています。
また、合いの手がたくさん入るところなんかも似ています。
歌詞は真っ直ぐな圭一郎の性格を歌った熱い感じです。
ちなみに超英雄祭のときのライブでこの曲を歌っている映像を見ると、音源以上に力が入っていて、濁点がたくさん付いていました(笑)
歌にも濁点って付けられるんですね(笑)
- 3. ルパンブルー/宵町透真 誓い
クールな透真にピッタリなジャジーな曲です。
声が良くて上手いなと思いました。
歌詞の内容的には曲名に「誓い」とあるように、愛するものを取り戻すためにお宝を集めるという透真の信念がそのまま歌詞になっています。
料理人なので、歌詞にもそれらしい言葉がたくさん入っています。
- 4. パトレン2号/陽川咲也(横山涼) ヒーローは決して泣かない
スカの明るい曲調です。
演じる中の人が即興でラップしたりするのが得意らしく、この曲にもラップが入っており、作詞も本人がしています。
パトレンジャーの中でも咲也は正義感や使命感より感情に流されやすいタイプなので、歌詞も他のキャラよりほのぼのというか、優しい感じです。
ルパパトのキャラソンの中でもノリが良くて聴いてて楽しい曲です。
- 5. ルパンイエロー/早見初美花(工藤遥) Dear My Friends
初美花としては劇中で歌った「秘めた想い」に続く2曲目のキャラソンです。
この曲はアップテンポで、モータウンな弾んだリズムと明るいメロディーがかわいい曲です。
初美花のときは普段より高い声で演じているので、この曲もキーが高く声のトーンが明るめです。
どぅーの声はハスキーですが、曲によっては湿っぽかったり、爽やかに聴こえたりする素敵な声質です。この曲では後者ですね。
ロングトーンが綺麗ですよね。
モーニング娘。時代どんどん歌が上手くなって、惜しまれつつ卒業したどぅーですが、その歌唱力を生かす場があって良かったと思いました。
アイドル時代にはソロ曲はなかったので、卒業してから聴けるとは思わなかったですし、こういう形でハロヲタ以外の人に聴いてもらって「流石元モーニング娘。」とか言われているのもハロヲタとしては嬉しいです。
- 6. パトレン3号/明神つかさ(奥山かずさ) じゃがとんのうた
最初にタイトルが発表されたときはどんな曲だよwと思いましたが、聴いてみると意外といい曲でした。歌詞がすごくいいんですよ。
闘い疲れること 誰にもあるよね
この部分とかは色々な人に当てはまりますよね。単なるキャラソンに留まらない癒し系ソングだなと思いました。
じゃがとん 思い通りに なぜか いかない
じゃがとん この世界から 哀しいナミダ いつかは Ah 消したいのに
この辺はつかさの戦う理由とかキャラクターの内面が感じられて好きな部分です。
戦いの日々の束の間の休息とか、決戦前夜の感じとか好きなのでこの曲の歌詞はなんか全体的にグッときました。
- 7. ルパンエックス・パトレンエックス/高尾ノエル(元木聖也) ウィ！
ノエルの性格に合った明るい曲です。
フランスから来た設定なので、イントロのメロディーとかサウンドとかなんとなくフランスっぽいですよね。歌詞もフランス語混じりです。
明るいメロディーではありますが、サビの部分とかちょっと泣きメロというか切ないメロディーがノエルのシリアスな部分と重なっている感じがして好きです。
その部分の歌詞も
メルシー ボクは今日も愛し続ける
守るべき明日があるから
というもので、明るく振る舞う裏で実は訳ありというノエルにマッチしています。
意図的なのかは分かりませんが。
ルパパトはキャラをしっかり掘り下げて描いていたのもあって、キャラソンの歌詞もグッとくる良いものばかりでした。
メロディーとしても捨て曲無しのいい曲ばかりだったと思います。
ルパパトは挑戦的な内容でしたが、ここ数年の戦隊の中で１番面白かったです。
映画の方も香村脚本ということで、楽しみです。
