笑顔YESヌード
どんなタイトルだよ、と思った人もいるでしょう(笑)
今回はモーニング娘。の 笑顔YESヌード という曲についてです。
モーニング娘。『笑顔YESヌード』 (Close-up Ver.)
よくこのタイトルが通ったなと多くの人が思ったのではないでしょうか。
ちなみにこの曲は8期メンバー光井愛佳のデビュー曲なんですが、これでデビューする愛佳の気持ちも考えろよと思います(笑)
ミキティ推しの僕としてはこの頃のモーニング娘。が一番好きかもしれないです。
よっすぃーリーダー期は愛ちゃんとミキティのツートップ体制みたいな感じだったので。
正直もっとミキティメインの娘。が見たかったという気持ちもあります。
当時の僕は黄金期の明るい曲とのギャップに着いていけずに離れてしまっていましたが…
さて、この曲は聴いてもらえば分かると思いますがファンクなのです。僕の大好物です。
編曲の松井寛という方は最近のハロプロではJuice=Juiceの「生まれたてのBaby Love」や「TOKYOグライダー」などのファンキーな曲の編曲をしています。
ハロプロでファンキーな曲の編曲を担当している人といえば、鈴木俊介やダンス☆マンもいますが、松井寛のサウンドはこの二人よりも大人っぽいというか、低音でどっしり構えているという印象があります。
前者の二人はディスコで、松井寛はファンクやソウルという感じ。
そういう曲の編曲を任されているだけですかね?
この曲のサウンドも例に漏れず実に大人っぽさがあります。
グルーヴィーでうねるベースラインはうんと派手さがあるわけでは無いですが、落ち着きのある大人な男性が手を差し伸べて華麗にエスコートしていくような感じがします。
ワウギターも控えめでパーカッションのようにリズムを刻みつつバッキングを担っています。
華を添えるのはピアノ、コーラス、打ち込みのブラスやストリングス等の音達ですね。ギターやベースが落ち着いたトーンなのでこれらの高音系の音が目立ちます。
この曲はコーラスが凄く良い仕事をしているなと思います。
なんだかEarth, Wind & Fireを彷彿とさせるような感じがします。
つんく♂さんのコーラスはやはり良いですね。
そして打ち込みのドラムやパーカッションもカッコいい。
イントロの冒頭で既にかっこよく、ピアノのグリッサンドから音数が増える時のドラムが好きです。
色々とまとまりもなくごちゃごちゃと書いてきましたが、要するに鳴っている音が全てカッコよくて好きということです。
そしてこの曲を歌う当時のメンバーは艶っぽい声の人が多いですね。ミキティを筆頭に。
一番のミキティのソロパートの "このままじゃいられない" の艶っぽさが最強です。
ユニゾンも艶っぽくて大人っぽいのでこの曲にぴったりハマっています。
ちょこちょこ入る吐息も色っぽいです。
細かい休符というか、スタッカート的な歯切れのある歌のリズムはリズム感のある人じゃないと歌いこなせないと思うので、さすがですね。
個人的には二番の愛ちゃんのソロパートの "二度目のフェブラリー" の歌い方(音の切り方?)が好きです。
ということで今回はモーニング娘。の笑顔YESヌードについてでした。
ハロプロはディスコ系の曲は多いですが、この曲のようなファンク系はディスコに比べると少ないですよね。多分。
僕自身ディスコとファンクの差を最近感覚で少しずつ掴めてきた感じなので、はっきりとは言えません(笑)
この曲についてはずっと記事にしたいと思っていて、なんとなく秋冬っぽいので時期を待っていました。(僕の中のイメージだとファンクは秋冬が似合う)
やっと書けてスッキリ!それでは!